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2015年03月14日
小指の思い出。

親にせがんで幼児で始めたピアノ教室。
ドからドに届かない私の5本の指を先生は一本づつボールペンで強く弾く。
どうして出来ないの?
やる気がないの?
と怒りながら。
届くわけがない。
親も先生も私でさえ大人になるまで気がつかなかったけど、私の小指は極端に短く力が入らないように出来ている。まるで添え物だ。存在理由がわからないほど、その使い道は全くない。
先生は言われた。
「それなら、指の股を切りましょう。」と。
その時、幼心に
「みんなはちゃんと出来ているのに、出来ないで指の股を切られる私は何て駄目な子だろう」と苦しんだ。
しかし、やる気のない子は辞めてもらうという理由で、切られる前にピアノ教室を退塾させられてホッとした。
親は、小指の事情を知らなかったから
”続かない子” ”不器用な子” というレッテルを私にくれた。
大人になって、やっと分かった。
私の根性が曲がっていたのではない。
私が悪い訳でもない。
。。。と。
私の小指の特徴が、ピアノや懸垂や器具を扱うスポーツや楽器に向かなかっただけなのだ。
自転車を始めたが、ドロップハンドルは私には難しいようだ。小指の事情により、ブレーキ操作をうまくできないことに気づいたからフラットハンドルに替えてみた。おかげで抜群に調子が良い。
選択肢がある事はとても嬉しい。フラットハンドルなら小指の問題は問題では無くなる。
さて、何を言いたいかといえば…
親は子どもの特性や特徴を捕まえながら、その子のできないことをとやかく言うのでなく、できる事、得意なことに視点を置いて、認め、褒めて、子どもが自信(自分への信頼)を持てるように関わる事が大事だ。
苦手なこと、できないことをとやかく言うより、できることを伸ばしながら自信と責任を育てることで、自分から苦手なことへの挑戦や克服に向うたくましい心が育つのだと思う。
さて、53歳の私もかなり図々しく、違う意味でたくましくなった。
いよいよ、生まれながらの高所恐怖症と水難妄想症を克服する時が来た!
今年は高さ(登山)と水(水泳)、そして、孤独(砂漠)に挑みます。
*\(^o^)/*

Posted by minoちゃん at 13:16│Comments(0)
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