2012年05月31日
まさかの肺炎

職場でしつこい風邪がはやり、スタッフはボロボロ。
野辺山完走後、体力が低下していたところにminoも風邪をもらい(頂けるものは何でももらうの精神)
長いこと完治しないのにおかしい?おかしい?と思っているうちに、
仕事が終わって家に帰ると、起きていることもできずダウンし、すぐ寝る生活が2日続き
さらに全身が怠くなり、終いに呼吸が苦しくなってきて・・・・
げゲゲゲ、ただ事じゃない????
ってんで、あわてて受診し検査していただくと立派な肺炎でした・・・・
ただ今、週末には治るという抗生剤で治療中です。
週末には、『HOT HOT100㎞』で箱根から浦安まで走るんでしたのに・・・。
若くてハンサムで弱者(高齢者や障碍者やminoなど)に優しい、minoのホームドクターに診てもらい
mino「週末には治るんですよね?」
Dr.「この抗生剤は、4日間飲み続けるだけで治るからすごいんだよ。これで治んない人はいないくらいだ。」
って、DR.はやたらとその抗生剤の威力を嬉しそうに説明してくださる。
あたしゃ、そんなことにはお構いなく
mino「4日間てことは、週末には治るってんだから、週末のマラソン大会にはでられるわけですね??ね?」
と聞くと
Dr.「・・・ま、らそん??マラソン??何キロ?」
mino「100㎞」
Dr.「・・・100㎞って、それだけでも普通じゃないですね~・・・・」
って、ハンサムなくせに、あまりにもとんちんかんな答えに
mino「走ってもいいですよね!!?」
と突っ込む。
医者は、走っていいなんて言い切るもんじゃ~ないけど
ドンだけ"やばい”ことなのか、医者の顔見て判断したかったのです。
・・・・結果、、、
肺炎治療をすれば、大会には間に合うんじゃないかと思いましたが
(今でもそう思っているし、走る気持ちは収まらない)、
「心肺能力も落ち、筋力も落ちているので、いずれにせよ走れる体でないと思うから
大事を取って休みなさい、再発の恐れもある」とドクターにいわれました。
例え走っても20㎞も走れないよ。。。と・・・
それでも、心肺も筋力も体重も落ちた体で走るってどんなだかを試してみたい・・・わけです。
(どんな時も、ドM・・・それがウルトラランナーの習性)
かははははしかし、、、、肺炎なんて驚きです。
棄権するつもりでいますよ。
絶対に、
必ず、
多分、
もしかして
いやいや、棄権しますよ!
自分に一生懸命、言い聞かせています。
棄権棄権棄権棄権 ごほごほ 棄権棄権 ごほごほ 棄権棄権
でも、走っていたらごめんなさい。
ごほごほ。
2012年05月24日
八ヶ岳野辺山高原 100kmウルトラマラソン完走記③

今回も、お呪いと暗示で乗り切ったウルトラ100㎞。
さて、多くの困難、苦難、喜び、感謝、勇気づけ、アクシデント・・・・
に見舞われた大会でしたが、どんなもんかというと・・・。
まず、スタート地点のアクシデントから始まりました。
前回の富士五湖ウルトラでは、送迎バスの遅れからスタート地点に立ったのがスタート15秒前。
今回は、さらにそれを更新し、何と・・・10秒前。
トイレ渋滞のため、ぎりぎりの整列。
うまいこと前の方にスルリンコと入り込み、
10カウントしながら、パンツのずれを直し直しスタートする始末。
そして次に訪れたのが、早くも苦難。
走りだして早々の整備されていないトレイル状態の山道は、minoの故障箇所を懲らしめ
これでもか、これでもかと激痛を与え続け叩きのめそうとするのでした。
しかし、痛くて、辛くて、悪いことだらけではないのがウルトラ。
感謝、感謝は、5㎞間隔に設置されているエイド。
新鮮な果物やおにぎり、そば、うどん、、、、など
心づくしのエネルゲンがボランティアの皆様によって準備されていました。
そして、困難。
あまりに美味しいおにぎりや果物をバクバク食べて走っていれば、
当然なる自然現象が訪れるのは想定内ではあったのだが・・・・。
急な下り坂では、腹筋を十分に活用するわけであるが、腹筋が腸や膀胱を刺激したのか
ここで何と、急を要する生理現象勃発!!!
予断を許さない状態に、
思わず駆け込んだそこには、先客が屈んでいた。
「あら、ごめんなさい。では、私はあちらの方で。。
。」
と、仲よく青空トイレット。
スッキリしたところで、急に不安が・・・
「このペースで、果たして、完走できるのか?」
と。。。
タイミングよく近くを走って来た方に「この調子で完走できますかしら?」と尋ねたら
その方は今回完走すればデカフォレスト(野辺山ウルトラ10回完走者)となる
経験を積んだ野辺山の神だったのでした。
「私は故障中だが、どうしても、完走したいので、
後半のポイントとなる走りの組み立てをアドバイスしてほしい。」
とお願いすると、親切にも快く応じてくださり、最後まで付かず離れず
minoの走りをサポートしてくださったのでした。
お陰様で、後半の走りは、このTさんが下さった勇気づけにより、
何の迷いもなく、自分を信じて走り続けることができたのです。
そして、喜び。
ゴールでは、大勢の方に完走を見守っていただきました。
この達成感と喜びが、今後のウルトラ人生の大きな支えとなるのです。
。。。。。。アクシデント、苦難、感謝、困難、勇気づけ、喜び。。。。。。。
山あり谷ありのたった14時間の人生劇場では、
おつりの来るほどの経験ができるのです。
ほれごらん。
やっぱりウルトラ最高っ!
バンザ~~~イ!!!
2012年05月23日
八ヶ岳野辺山高原 100kmウルトラマラソン完走記②

ウルトラマラソンでは、まるでサラブレッドのように颯爽と自己タイムの更新を目指し走り抜ける人と
あくまでも制限時間内での完走を目的とするminoのようなコツコツ積み上げ式の
駄馬のようなタイプがいるようです。
♪♪♪ 駄馬駄馬だ、駄馬駄馬だ、つ~る~るう、駄馬駄馬だ・・・・♪♪♪
サブ4で満足したminoは、決してサブ3などを狙う気もなく、
また、その能力は持ち合わせていないのもよ~~~く分かっていて
長い距離を駄馬のようにコツコツと走り続けることが好きなのです。
故障による練習不足で十分な準備もできなかった、富士五湖、野辺山の両ウルトラを走ってみて思ったことは
満足のいく自己タイムを狙うのではなく、あくまでも制限時間内での完走を目的とするのであれば
走ってきた経験のある人なら、走り続けさえすれば、ウルトラは誰にでも完走はできるものだということです。
その場合の完走に必要なのは、走力よりどちらかと言えば、
『あきらめない根性』と『痛みに打ち勝つ精神力』。
走力は、さほどない"駄馬走り”のminoにあるのは、サラブレッドなみの根性と精神力。
『あきらめない根性』は、『私はできる!私はできる!』という、お呪いで
『痛みに打ち勝つ精神力』は、『気のせい♪気のせい♪』という暗示でできあがります。
駄馬は、お呪いと暗示が上手なのです。
だばだばだ、ははっははは~~~。
2012年05月21日
八ヶ岳野辺山高原 100kmウルトラマラソン完走記①

制限時間14時間のところ13時間25分35秒で無事完走しました。
『野辺山を制する者は、ウルトラを制す』
と言われるこの大会の素晴らしさを実感!!!
久しぶりにゴールで涙しました。
厳しいアップダウンは、翻ってみれば、あきないコース設定。
自分の弱さが、チラリとでも頭をかすめれば、容赦なく追放される。
初めから終わりまで、自己との戦い。
しかし、その先に待っていたものは、多くの人々から頂ける、至福の承認でした。
ゴール手前では、大勢の人たちが花道の両サイドで待ち構えていてくださり
ゴールに向かう、最後の一歩一歩のRUNに、心からの声援のシャワー浴びせてくれました。
両サイドから伸びてくる掌の嵐に
ハイタッチ、ハイタッチ、ハイタッチ、ハイタッ、チハイタッチ、ハイタッチ・・・・
で答えました。
多くの声援やハイタッチに、心からこたえられる余力を残しての完走に満足しました。
さて、今回のウルトラマラソンも多くの困難、苦難、喜び、感謝、勇気づけ、アクシデント・・・・
に見舞われ、思う存分駆け抜けてこられたことに生きている実感と歓喜を味あわせていただきました。
またもや
感謝、感謝です。
2012年05月19日
人間の建設

おとといの深夜、雷雨の中を走りました。
ら、ら、ら♪RUN。(あらら、RUN
.じゃ~ないよ)
雷に打たれないように気を付けながら、最高に気分よく走っていました。
すると思い出しました。
昨年の4月に走った、『大阪水都ウルトラ100㎞』を。
その日は、横殴りの豪雨で、しかも体調不良・胃腸炎を患いながらのウルトラ100㎞でした。
「体が壊れるまで、地面に横たわるまで、諦めない!!何としてでも走り通す!!!」
ときめてゴールに向かい完走しました。
ウルトラの醍醐味は、どんな苦難や困難に見舞われても、何としてでも諦めず、最後まで走り通す中で非日常の
感動を味わえるといった所にあります。
ただ今読書中の『人間の建設』は、歴史的天才人の小林秀雄氏と岡潔氏の対談集。
そこにこんな一文があります。
::::人は極端になにかをやれば、必ず好きになるという性質を持つ。
難しければ難しいほど面白いということは誰にでもわかること。
難しいことは面白い、、、という教育をすることは大事。::::
ウルトラも、コース上の苦難や困難が多く、完走するのに難しい大会ほど最高に面白い。
野辺山はまさに『人間の建設』をするに適した大会のようです。
今から、出発!
野辺山へGO!
八ヶ岳よ、待ってろよ~~!!
いってきま~~~~す!!!!
2012年05月18日
超ウルトラ回遊魚

富士五湖112㎞完走後の今日この頃は、
20日の野辺山ウルトラ100㎞をめざし、故障と闘っておりました。
13日には足慣らしならぬ、故障慣らしに『足柄大橋開通25周年記念金太郎マラソン15㎞』を走ってきました。
故障はいつしか、右大腿部裏のハムストリングスに留まらず、
右大転子部(腕を下げて掌が当たるあたりの出っ張り)の痛みへと広がっていました。
たった15㎞をかなりセーブして走っても、足が根元から抜けてしまうような痛みが走り・・・・
これじゃ~~~100㎞走ったら、あたいの足は天高くすっ飛んで行くな~・・・・
などと、へらへら考えながら走りました。
とにかく、温めたり、冷やしたり、マッサージしたり、叩いたり、ストレッチしたり、逆立ちしたり、
ぶら下がってみたり、知らんぷりしてみたり・・・・
いろいろやったけど、、、、、
んま、結局は、、、、根性で、ど根性で、どすこい根性で
野辺山の大自然の超アップダウン
を
どんとこいと、走り抜けることにしました。
今から、『ひとり野辺山戦略会議』を行います!!!
19日、早朝より鈍行で新宿駅へ、
そこからマラソンバスに揺られ野辺山入りし
20日早朝5時スタート。
ゴール19時、
そして、19時半野辺山発のマラソンバスに乗りとんぼ返で新宿に。
東京駅発の深夜バスにて静岡に帰り、
静岡始発の東海道線に乗って自宅に戻る予定。
子供たちを笑顔で学校に送り出した後は、ゆっくりと風呂に浸かって爆睡します。
毎日の睡眠時間4時間。
超ウルトラ忙しいスケジュールの中で、超ウルトラマラソンを楽しむ魚座のminoは、いつの間にか
超ウルトラ回遊魚に成りつつあります。
仕事も家事も趣味のマラソンも最高に楽しく満足している今日この頃。
来年は、日本横断回遊魚。。。。。。
行っちゃうかもしれません。
・・・・・あ、、、、忘れてた。。。。故障中だった。
早く、治そっと。
2012年05月09日
アーチェリー中部大会4位

セシリアは、GW最終日の6日、愛知県岡崎市にて開催された中部大会で
中学生を相手に4位に入賞!!!
大会途中で天候が急変し、雷も鳴り出して、急遽、中止。
大荒れの天気の中での大会となりました。
お疲れ様でした。
2012年05月08日
GWその3.「45リットル×35袋」


そんでもって、家族が家族旅行に行っている間に何をしていたかっていうと・・・・。
ゴールデンタイムを逃す手はない!
ならば・・・・
○旅するようにマラニック?
○筋肉ムキムキ、トレーニング三昧?
○心ウキウキ、映画にショッピング?
○朝まで生ビール?(朝まで生テレビのパクリ)
いえいえ、
そんな、いつでもその気になればできることなど、致しやせん。
ゴールデンタイムにしたことは、
「鬼の居ぬ間の洗濯」ならず「コブの居ぬ間の大掃除」
が~っはっははははっははははは。
コブがいると、
掃除機をブンブンかけているときに限って、話しかけてきたり、
ザブンザブン洗濯して、しまい込みたいと思っているときに、「まだ出しておきたい」と言うし、
あっちゃこっちゃの不要なものを始末しようと選択しているときに
「それって、いつか、使えるんじゃない?」
「これは今度、○○ちゃんにあげようよ」
「この本、もう一度読み直すかもしれないから、とっておく」
って、、、、
ちっともはかどらないし、イライラするし、気持ちが沈む。。。。
コブがいないと、
思う存分、気持ちよく踊るように、ルンルン掃除機をかけ、
ベランダいっぱい、庭いっぱいに、大物の洗濯ものをパンパンと干し、
気持ちのときめかない物たちとの別れの儀式(不要物の仕分け)にシャッキ~~~ン!!!と集中し
家中を大掃除し、捨てる物を捨て、思い通りに片づけることが出来るのです。
14年間、溜まりに溜まった物たち。埃たち。
何と、45リットルのごみ袋が、35個!(内、15個は庭の植木の剪定による)
何と風通しがよくなったことか。
シャッキ~~~ン!と、スッキリ
コブがいないとスッキリ!
・・・あ、いや、コブが居るとウットオシイってわけではなくて・・・
『コブがいないとスッキリさせることができる!』
ってことです。
うふふうふふうふうふ。
今年は、とっても満足なGWでしたとさ。
2012年05月07日
GWその2.ゴージャス髭じいさん

セシリアは伊豆の「シャボテン公園」が大好き。
今年も行ってきたそうです。
ナイスなチョイスで、お土産に買ってきてくれたのが
ゴージャス髭じいさんサボテン!!!
一目見て、
きゃきゃきゃっきゃ!!!
と笑ってしまいました。
ちょ~~~可愛いんです。
ふさふさ、もじゃもじゃなんです。
髭じいさんのふさふさを見ていると、心がホクホクしてくるのです。
セシリア、最高!!!!
ありがとう。
やっぱり、お留守番でよかった!
2012年05月06日
GWその1.minoの卒業宣言

我が家のGWと言えば恒例の『伊豆。家族旅行』
今年はちっと違ったGWの家族旅行となりました。
************
家族旅行を楽しみにするほど、いつも仲のいい家族でもあるまいし、、、、
あっ!
っていうか、、、、
いつもそれほど仲良くできない家族だから、縁を見直すための家族旅行なのか?????
はははははは、、は、、は
いずれにしても、この数年、minoは毎年恒例の家族旅行が不満でなりませんでした。
************
mino
「今年の伊豆旅行、あなたたちは、車で行って!母ちゃんは、走って行くから!」
というと、皆で一斉にブ~ブ~、ブ~ブ~。
・・・え?ここは?養豚場?(って思うほどのブ~イング)
太郎衛門は
「それじゃ~、家族旅行って言えないだろ。
家族みんなで車で移動するのが家族旅行なんだよ!」
って、50過ぎた親父のへんてこな家族旅行論には、付き合ってらんない。
セシリアは
「母ちゃんがいないと淋しいから、あたしも行かない。」
って、母ちゃんがいないと一番伸び伸びすんのはあんたでしょ?
その手にゃ~乗らん!
太郎吉は
「母ちゃん馬鹿か!なんで、こんな時にまで走るんだよ!」
って、母ちゃんは、どういうわけだか、伊豆に行くと車酔いするんだよ。
走って行ったほうが楽なんだ!
とこんなわけで、
「なんで、行きたくもない家族旅行に心を押し殺してまで、健康被害にあってまでして、
行かにゃ~~~ならんかのう?」と、無性に切なくなってきた。
そこで、minoの卒業宣言!!!
『これまで、かあちゃんは、14年間もの間、24時間緊急事態出動態勢であなたたち家族に向き合ってきました。
もうもう、十分だと思いますっ!
かあちゃんは、もう、あなたたちから卒業したいのです!
ですから、GWの旅行もかあちゃんは、自分で決めたいのです。
モア(愛猫)と家に居ることを選択したいのです。
かあちゃんが行かない分、ワンランク上のお料理が楽しめます。
心置きなく、どうぞ、行ってらっしゃい!』
ってなわけで、今年の旅行は、3人で行ってきました。
セシリアも太郎吉も、旅先からの電話は、とっても楽しそうでした。
太郎衛門は、大酔っ払いしたようです。
minoが卒業しても、いつも通り、いや、それ以上に楽しめたようです。
何よりも、誰よりも、そろそろ家族から自立したいのは
どうやら、minoのようですね。
あははははははは。