2013年10月19日
1番だ!

本日、高校一年生の太郎吉の保護者会。
内容は、大学受験に向けて・・・・が主でした。
『ああ、ヨチヨチ歩きの我が子がもうそんなにでかっくなったのね~・・・うふふ』
とまだまだ余裕で先生のお話を聞いてきました。
保護者会の後、来年の役員決めが行われました。
毎年、苦笑いあり、涙ありのドラマが展開するくじ引き大会。
(皆さん、何とか役員を免れたいと思っておられる、役員になって泣き出す人も・・・決して嬉しくてではない)
そんな中、私は、
「来年の役員に立候補してもいいかな?」
と考えていました。
役員になった時を想定し、予め今年のレースを命一杯駆け抜けてきました。
来年のレースをセーブしてもよいようにはしてあります。
さてさて
来年の役員決めも、何やかんやで結局くじ引きにて決めることとなりました。
ドッキンドッキン。
ズッコンズッコン。
皆さん緊張の一瞬です。
1~3のカードをを引いた人が役員です。
3人目にくじを引いた私は思わず
「よっしゃ~来た~~~!」
と大きなが出てしまいました。
それを見たお母さま方は「あら、minoさま、免れましてよござんしたね~~~」というから、
「何を、何を、みなさん。ご安心あれっ!早々とmino、一等賞でした~~~
」というと、
会場は、安堵とminoの間抜けな発言に大笑い。
一気に和やかなくじ引き大会となりました。
minoに続き、2番、3番を引き当てたお母さま方も「げっ!」「きゃっ!
」と言いつつも明るい表情。
来年の役員を仰せつかり、しかも一等賞だから会長だっ!
ぐあっはっはっは。
久しぶりの役員です。
今から、ワクワクしています。
忙しいから大変。
責任があって重い。
面倒くさい。。。。。
などと思うことで役員の仕事も一気に嫌なものになるけど
どうせやるなら楽しみたい。
太郎吉のための最後の役員と思ったら、いい思い出ができるであろうと、
何だかとっても、ありがたい気持ちになってきました。
納得いくように楽しんじゃいま~~~~す!
2013年06月04日
眩しかった子どもたち

本日は、太郎吉の体育祭。
昨夜、「体育祭、観に行っていい?」
と聞くと、思春期で反抗期の太郎吉の答えは、ブスッとした顔で、ぶっきらぼうに
「どっちでもいいよ。」
しかし、しばらくすると気分の変化があったのか
「騎馬戦に出るんだ。。。。騎馬戦は、13時45分の予定。。。。」
…つまり、「体育祭、観に来てもいいけど、騎馬戦は見てほしい」ということなのだ。
くふふふふふ。
素直に「騎馬戦、観に来てよ。」と言えば済むものを
本当に我が家の長子は、面倒くさい子なのである。
太郎吉の学校まで、家から約4.5㎞なので、走っても30分はかからない。
しかし、せっかく行くのだから、わざと遠回りして、3つ4つの里山を越え
トレイルランニングで行くことにした。
走ること2時間半。
学校に着いた。
太郎吉の通う学校は、地方の中高一貫のカソリックの男子校。
校門をくぐると、超高級外車が並ぶ。並ぶ。並ぶ。(外車のセール?品評会?)
グランドに向かうと、テントの下には色とりどりの高級ブランドに身を包み
お行儀よく椅子に座って観戦するお母さま方。
汗一つかくことなく、風に乗って漂うは、フルーティーな香り。
ってなところに、トレイル仕様のmino登場。
リュック背負って、ランニングタイツ履いて、
スポーツサングラスして、サンバイザー。
ハイドレーションからズルズル水を飲み、頭の先から汗でびっしょり。
私の存在に気づいた人は、どなたもが、minoのギア姿にギョッとして、
【見る。眼をそらす。
んでも、見る。
強く、見る。
それでも、見なかったことにする。】
・・・・という一連のヘンテコな動作をしていました。
がはははは。
よっぽど運動会には、minoのトレラン姿(トレmino)の方があっていたと思うのだけど
運動会でも皆様、ファッションショーでした。
しかし、汗びっしょりで迷惑だろうし、変な匂いでもしていたらそれこそ末代までの恥なので
トレminoは、お母さま方からは離れ、一人じっくりと風に吹かれながら子供たちの成長を楽しむことができました。
子どもたちの成長は素晴らしい。
どの子も眩しかった。
特に集団の中に見る我が子の姿は、
眩しくって、眩しくって・・・・
目を細めて見ていました。
『幼稚園の、あの小さいころの太郎吉が、そのままでっかくなっっていた!
』
と気づくと、とても嬉しく、喜ばしい気持ちになりました。
そして、私は、思春期・反抗期である、今の太郎吉(高等部1年生)を
もう少し尊重し、信頼し、誇りに思う必要があるのかもしれないとも感じたのです。
太郎吉の元々の気質が『面倒くさい子ども』なのではなく、
私との関係で『面倒くさい子ども』になってしまっているのかもしれません。
体育祭に行ってよかった。
ふぁっふぁっふぁっふぁ
(幸福感を味わったときのmino笑い)
2012年08月01日
おおかみこども

映画『おおかみこどもの雨と雪』
昨夜、セシリアと観てきました。
セシリアは
「久しぶりに、いい映画だったね~。もう一度観たい。今度は、友達と来るよ。」
と言っていました。
いい映画だったね~~~。
は、同感!!!
しかし、この映画のおかげで謎が解けたっていうか、、、、
分かったっていうか、、、、、
隣の席で、身を乗り出す様にして、映画を観ながら
ぐはぐは、うるうるしているセシリアを横目に
「・・・・いるじゃん、私の隣に、おおかみこども・・・」
そうです!!
映画の中の雪はまるでセシリアでした。
なんだよ、、、あたしゃ、おおかみ子どもを育ててきたんじゃん。
と、変に嬉しくなったのです。
そして、「お兄ちゃんは、小さいころ、おおかみこどもの雨みたいだった?」と
セシリアは聞いてきたので
「そうかもしれない。。。雨だったのかも。」と思いました。
石橋を叩いても渡らない…という様な、慎重で用心深い性格であった太郎吉。
今は、思春期で体内に眠っていた様々なものが一気に起きだし
まるで制御が困難のごとく。
時に遠くを見つめて自己を統一しようと戦う姿が見え隠れしています。
太郎吉も、おおかみこどもの雨のように、いつかは自分の使命を得て、
巣立って欲しいと願っています。
それにしても、このおおかみこどものお母さん(花)のように
子そだてができたらどんなに良いだろう。
子どもは、どんなに幸せだろう。
自分とは、大きく異なる子どもたちの全てを受け入れ
只、一心に子どものことを思って、子どもの人生をその子が主役として生きられるように
その成長に、付かず離れず寄り添う姿は、何物にも代えられない親としての尊い姿だと思いました。
日々、子育てに悩み、苦しみ、光を見い出せないでいるお母さんがいたならば
是非、観てほしい映画です。
その子は、その子であっていい。
母として、私は、私であっていい。
「子どもの異質を認めながら育てる」ということへの勇気がもらえる映画でした。
2012年07月30日
アーチェリー 第2回末田杯

昨日のロンドンオリンピックでは、『アーチェリーで女子団体・銅メダルを獲得!!!』
・・・と、その頃、榛原総合運動公園ぐりんぱる にて
セシリアもアーチェリーの大会で力試しをしていました。
結果は、
大勢の中学生を相手に、2位とは大差での
個人優勝でした。
午前中の練習では、今一つ、よい当たりが掴めず。
その後、試合会場へ車にて移動。
高速道路をぶっ飛ばす、minoのかなり危なげな運転の腕を疑うこともなく
後部座席では、大股おっぴろげ、目ん玉をひっくり返して
ご~ご~寝ていたセシリア。
高速を降りた途端に目をさまし、「あ~、腹減った。」と一言。
中学受験コースの塾を休んでまで参加した割には、
・・・何の緊張感もない。・・・
大したもんだ。。。と少し感心した。
「当てていくな。綺麗に打て。」とコーチの檄が飛ぶ。
(中心に当てよう、当てようとするな。美しいホームで打つことで、自ずと真ん中に命中するぞ!!
・・・の意味)
コーチに言われたとおりに、落ち着いて一本一本を丁寧に美しく打っている姿は
小学生としては、中々堂々としていて立派でした。
その結果の優勝です。
この夏休み、セシリアは、充実の日々で弾けてます。
毎朝のラジオ体操。中学受験の勉強。アーチェリー。豊富な友人とのよい関係。夏休みの研究。。。。
「6歳になるには、5歳を十分に生きねばならない。」という言葉がありますが
今のセシリアは、中学生に向けて、
後、残すところ半年の小学校生活を十分に生き切ろうとする姿が見えます。
いいぞ!!!セシリア。
楽しめ。悩め。苦しめ。はばたけっ。
いつも、一番身近で応援している母さんは、あなたの成長が眩しくてなりません。
2012年06月16日
み~んな子どもに教わった

子育てを通して
・子どもを育てているつもりが、親としての自分が育てられている
・子どもに教えているはずの、そのことの本質を、逆に子どもに教わった
なんて感じることありませんか?
minoは、子育てを通して、"人間の育てなおし"をさせられていると
いろんな場面で感じています。
大事なことは、み~んな子どもに教わった。
態度や生活の中で示してくれた。
そこで
【子どもが示してくれた6K】をあげてみます。
元気・本気・やる気・勇気・根気・陽気
これら6Kは、輝きを持ってminoに感動を与えてくれます。
心からの「元気・本気・やる気・勇気・根気・陽気」
で、明日のSAIKOハーフマラソン、楽しんできま~~~す!!!
ぐあっはははははっはははははは~~~い!!
2012年06月16日
でっかくなったド~

反抗期で荒れ狂った時期もようやっと過ぎ
落着きを取り戻してきた太郎吉は、
青年期のその素晴らしいエネルギーを
前向きに頑張る力として、
ラグビーや勉強に転換している姿が見受けられます。
は~、でっかくなったな~。。。
と、その後ろ姿と穏やかな態度に頭が垂れる母親です。
「俺、思春期」の太郎吉と
「私、更年期」のmino。
どちらが先に、変化していく自分と上手く関わり
落としどころを見つけていけるか?
ヨ~~イ、ドン!
って、競ってきたけど
太郎吉の勝ちだな~。。。。
今では、minoのイライラした態度に
「母さん、わかったよ。もういいんだよ。」
と、大きな心で許しを与えてくれる。
どっちが親かわからない。
なはははは。
頼もしくなった子を前にして
素直に老いを重ねていけそう。
思春期バンザ~~~イ!!
更年期バンザ~~~イ!!
その太郎吉は、本日、ラグビーの東海大会にて勝利!
勝利の報告メールをくれました。
minoも返信しました。
「応援には行けないけど、自分に負けない太郎吉を信じて応援しているよ。
怪我に気を付けて、ベストを尽くしてね。
母ちゃんも、【最後まであきらめない根性】と【痛みに打ち勝つ精神力】で
マラソン大会頑、張ってきます~~~~。あっはっはっはは。」
と。
2012年05月09日
アーチェリー中部大会4位

セシリアは、GW最終日の6日、愛知県岡崎市にて開催された中部大会で
中学生を相手に4位に入賞!!!
大会途中で天候が急変し、雷も鳴り出して、急遽、中止。
大荒れの天気の中での大会となりました。
お疲れ様でした。
2012年04月29日
アーチェリー大会 優勝


本日、セシリアは『静岡県アーチェリー協会春季大会』にてキャデット女子18mの部で優勝。
まあっかっかっか、、、に日焼けして帰宅。
ただ今、全身を水風呂に浸かり、冷却中。
ありがたいことにコーチは、
「今大会にて必ず優勝させる!」と意気込んで居られたのですが、
セシリアは、そのプレッシャーにもめげず、中学生に混ざってよく頑張りました。
「今年一杯は、アーチェリーよりも、勉強に身を入れたい・・・」と本人が選択したために
これまで、大きな大会になかなか出場できませんでした。
そのことを理解してご指導いただき、期待をかけてくださる
コーチや指導者の皆様に感謝、感謝です。
セシリアは、「中学生になったら、アーチェリーを本格的にやろう!!!」
と希望を持って頑張っています。
温かく、時に厳しく、愛情を持った”第三の大人”(両親でも祖父母でもない、他人の大人)という存在が、
セシリアを大きく大きく育ててくれています。
ありがたい思いでいっぱいです。
2012年01月23日
どんなものかと思うよ

中学2年。実力試験に向けて勉強中の太郎吉。
数学の証明や英単語、歴史についてなど不意に質問されるとドギマギしてしまう。
minoは知ったかぶるほうが恥ずかしいと、中学2年生の太郎吉に真摯に素直に向き合う。
(・・・と努力している)
「ごめんよ~、その質問、母ちゃんにもわからない。
毎日、新しいことを山ほど詰め込んでいるから、知識の引き出しからは、
昔のものからあふれ出て、消えちまうんだやね~~~。いやだね~~~~。
一緒に調べてみようよ。」
…なんて、言い訳も忘れない。
そんな太郎吉は、数字に関しての記憶力に優れている。
先日、不意に「そういえば、クローン羊のドリーは、何年間くらい生きたんだっけ?」
と質問してみた。
太郎吉は、
馬鹿だな~、そんな常識的なことを知らないのかい?・・・・と言わんばかりに
クールにもこう答えた。
「母さん、5年だよ5年。
んま、クローン技術は、生命倫理に反しているし、どんなものかと思うよ。」
「ふ~~ん。さすが太郎吉。一度聞けば覚えてしまうんだな~・・・」などと
我が子ながら素晴らしいと思った。
そして後日、IPS細胞に関する本を読んでいたところ『ドリーは、6年間生存した。』
と書いてあった。
「はあ~~~???6年間だってがよ???
」
太郎吉に確認したところ
「5年も6年も大差はないんだよ。」とシャ~シャ~と答えた。
生命倫理に反していて、どんなものかと思う前に
人間として、図々しくもいい加減なことをそれらしく語るお前が、どんなものかと思ったよ。
あははは。
やっぱり我が子だものね~、
私同様、調子っぱずれで当てにはなんないよな。
かはははは。
2011年10月04日
第5回 しずおかスポーツフェスティバル

第5回 しずおかスポーツフェスティバル「アーチェリー中部地区大会」のご報告です。
10/2(日)榛原ぐりんぱるにて「アーチェリー中部地区大会」が開催されました。
セシリアが出場するため、minoは高速をかっ飛ばし、行ってきました~!
ぐりんぱるは、緑豊かなアップダウンのある山の中腹にあり、周囲は茶畑が美しく輝いていました。
静岡空港が近いのいで、飛行機が低空飛行で迫ってきます。
「うお~~~~ッ!かっちょいい~~~!!」
「ナンチュウ素敵なところでしょう!」と、
思わず「走りたい!」と言う気持ちが湧き出ましたが、
「いやいや、今日はセシリアの大会だ!我慢我慢。」
午前中2時間半、昼食をはさみ、
午後2時間半を選手たち(小学生・中学生・高校生)は、一列に並び的を射つづけます。
「その集中力は凄いものだな~~~。minoには、とても出来ない。」と感心します。
昼食後「母ちゃん、走ってきていいよ。」
とセシリアはminoの気持ちを読み取ったのか、許可をくれました。
「あ?え?う?・・うはッ、そうかい?
」とminoは、待ってましたとばかりに
糸が切れた凧のように・・・鎖が外れた犬のように
・・・柵から飛び出た馬のように
・・・
んま、何でもいいんだけど、とにかく脱兎のごとく駆け出しました。
気持ちいい。最高!
天気にも恵まれ
景色も空気も綺麗で
minoの大好きなアップダウンも続く続く・・・ああ、、、つづくつづく
♪ この山越えて、お隣の山、お隣さんからあの山に行き、
あの山越えたらどこに行く~~~~??? RUNランRUN ♪
と、minoの興味は尽きません。
筋肉も大喜び。体に羽が生えたように走る走る!
「うあ~、戻ってる!佐渡島208kmの後遺症も無く、体は絶好調だ!
どこまでも走り続けたああああ~いッ!」
しかし、そこで、ふと我に返りました。
ぐりんぱるを見下ろせる山頂に立つと
広々とした運動場では
一列に並ぶ選手の様子が見えました。
「あ、、、、今日は、minoの大会ではなく、セシリアのアーチェリーの大会だったか・・・。」
致し方なく、心にけじめをつけるよう自分戒め
泣く泣く途中で引き返しました。
次に来たときは、「この山越えて、あの山に行き、あの山越えたらどこに行く????」のかを
この足で確認するつもりですッ!
????????????? ん ??????????
・・・・・「アーチェリー中部地区大会」のご報告は???
おおっと、忘れるところでした~。
セシリアは、前半後半ともに、ベストを尽くしがんばり通した模様。
(写真)
高校生に混ざって、一番小さいのがセシリア。
姿勢も正しく、胸を張って狙います。
へ~~~、まだ始めて半年なのに
なかなか、かっちょいい!!
今回の大会結果は、、、、
女子18mダブル・小学生の部で入賞
第3位
銅メダルをいただきました。
運動の秋!
あはは、minoもセシリアも充実した一日でした。
よかった、よかった。
お疲れ様でした。
2011年10月01日
良い子ちゃんにアドバイス

セシリアは、こそっと囁いて見たそうな。
「なっチャン、優等生は疲れるよ~。まじめばかりじゃ~続かない。
きっと、力抜いたなっチャンも良い感じだと思うよ。」
と。
クラスでお勉強も運動もよくでき、だからといって出しゃばって前に出すぎることも無く
人柄もよく、1年生のときからズ~ッとみんなから慕われてきたなっチャン。
最近、すこ~し、様子が変だ。
と気づいたセシリア。
ナッチャンは、少しイライラしていて、失敗もよくする。
珍しく先生からも注意を受け、涙ぐむ場面も。
体育の時間。
ランニングで、ぐるぐるぐるぐるハムスターRUN。
先生の目を盗み、セシリアはズルをしてみる。
それをすかさず
「それはいけないよ。きちんと走ろうよ!」と指摘してきたなっチャン。
「あはは、いいのさ、いいのさ、たまには、いいのさ。
」
と答えるセシリア。
(え?本当にたまになのかね・・・?)
つられて、なっチャンもズルをしてみる。
「どうよ?平気でしょ?
なっチャン、優等生は疲れるよ~。
力抜いたなっチャンも良い感じだよ。」
すると素直な、なっチャンは。
「んでも、どうしたらいい?」
セシリアは
「そうだな。まずは、花瓶だね。花瓶を壊すのさ!」
(お、おい!そんなことそそのかすなよ!)
流石に、なっチャンは、花瓶は壊さなかったけど
プラスチックのファイルで男子を叩いたら、ファイルが壊れたそうだ。
「うん、そんなとこだね。上等だ!
良い感じだよ、なっチャン。」と偉そうにセシリア。
minoは「おいおい、そんなことしていいんかね?」
というと、
「先生にしかられたら、犯人はあたしっていうからいいんだよ。
なっチャン、やんちゃして、外してみて、嬉しそうだったよ。
本当に、良い子ちゃんは疲れるんだよ。
あたしゃ~、よく分かるよ。」
(へ~~~~、あんたがね~~~~)
5年生、、、、、
前思春期。
優等生も良い子ちゃんも、泣き虫ちゃんも、引っ込み思案さんも
威張りんぼさんも、お人よしさんも
「新たな自分に変わりたい!!」と思い始めている。
がんばれッ!
2011年09月09日
けつあつ

( ↑ お土産を独り占めするモア )
久しぶりにゆっくりセシリアとお風呂に入った。
5年生になってから、体つきが見る見る大人に変化してきている。
出るところは出て、引っ込むところは引っ込んで・・・
洋服の好みや言葉使いや動作は、まるで男の子のようだけれど
ちゃんと、女性らしく体は出来てきている。
第二次性徴期
そのアンバランスなところが、“まだまだかわいい”
と思えるところである。
湯船の中で、あれやこれや話は尽きない。
学校のこと、愉快な友達のこと、アーチェリーのこと、勉強のこと・・・・
セシリアの愛猫:モアの話にもなった。
セシリア 「母ちゃん、モアは私が幾つになるくらいまで生きられるの?」
mino 「猫の寿命は、15年から20年だから、セシリアが26歳から31歳くらい。
お嫁に行くなら連れて行くんだね。
そのころには、モアもおじいちゃんになって
いろいろと悪いところも出てきて、介護しなきゃならなくなるよ。」
セシリア 「もちろんだよ。看病するさ。
けつあつッ!」
mino 「けつあつ?そうだね、血圧も高くなりゃ~血糖値だって高くなるだろうよ。
歳とりゃ猫だって人間と一緒さ。」
セシリア 「けつあつッ!」
mino 「????血圧がそんなに心配なの?」
セシリア 「母ちゃん、何で黙って“追い炊き”押すんだよッ!
ケツが熱いじゃ~ないかい!」
mino 「えッ?そっちのケツアツ?
」
とほほほ。
幾つになったら、恥じらいや女性らしいしぐさが現れてくるのかしらん???
**********
今日の一言
「気をつけよう! おっぱいが出てきても、子どもは急に変わらない。」
2011年08月03日
夏休みの家庭学習

中学2年の太郎吉
小学5年のセシリア
そして、昨年秋に『発達と教育』を修め大学を卒業したmino
我が家での夏休みの有意義な過ごし方
それは、
親も子どもと一緒になって、それぞれの課題を学習します。
3人の今年の「夏休みの課題目標」は
太郎吉・・・夏休み明け実施される実力テストに向けて、まさに実力をつける!
セシリア・・中学受験を視野に入れ、夏期講習をがんばる!
mino・・・・ニーチェと『仏教』についての学習をしたい!図書館の仏教関連の本を片っ端から読破中!
夏休みに勉強するのは子供だけではありません。
minoも一緒になって課題を決め学習していきます。
親が子どもに「勉強しなさい」というのは簡単ですが
言っても勉強をしない子供を目の前にすると
いらだってしまうことも多いでしょう。
でしたら、親も課題を持って取り組むことをやってみてはどうでしょうか?
子どもの勉強の大変さを知ることが出来ます。
また、学ぶことの面白さも経験します。
夏休みこそ親も力をつけるそのときです!
************************
今日の一言。
「走って、泳いで、持ち上げて、、、、。
体ばかり鍛えちゃいられない!
まとまって勉強できる夏休み
今こそ、頭も鍛えなくっちゃ!」
2011年08月01日
アーチェリーと親分

膝に水がたまりドクターストップで
ミニバスを引退したセシリアは
その後、アーチェリーに転向し
競技を楽しんでいます。
← (少年のような後姿の
セシリア)
minoが12時間走をフィニッシュし
家路についていたころ
セシリアは『榛原・ぐりんぱる』で
初めて大きな大会に選手として出場していました。
『静岡県アーチェリー協会・第1回末田杯』
前日から緊張してろくに眠れず
食事ものどを通らなかったとか。
大会前の練習には、誰よりも先に行き
緊張を忘れるごとく、練習に打ち込んだようです。
しかし、弓を引く手は震えます。
試合が始まり、以前にminoが渡しておいたお守りを
忘れて来たことに気づき
「あ、しまった!」と思ったそうです。
しかし、遠くにあるそのお守りに届くよう強く念じたそうです。
(そのお守りは、minoが
清水の次郎長親分の生家で買ったお守りで
よく願いが叶うといわれているもの、、、
らしい、、、?)
親分に通じたのでしょうか?
念じているうちに精神統一が出来たのか
弓を構え、一瞬震えが止まったその瞬間に
「ここだ!」と矢を放ったそうです。
シュッツ!
っと的を目掛けて放たれた矢は、次の瞬間
ビシッ!
っと、ど真ん中に命中したそうです。
「やった!」
と手ごたえを感じた瞬間でした。
その手ごたえは成績にあらわれまいした。
初出場の成績は、なんと・・・
キャデット女子18m の部門で 第2位!!!!
セシリアは、大喜びで報告してくれました。
報告しながら試合での興奮が蘇ってしまったのか
その晩、嬉しすぎてなかなか眠りにつけないようでした。
しかし、2位というのは素晴らしい!
何が素晴らしいかって
アーチェリーを始めてまだ3ヶ月で
まさかの1位を取ってしまったら
この後が辛かろう。
何でも真面目に取り組み、
必要以上に自分を追い込んでしまい易いセシリアは
1位になって追われるより、1位を追う方が
まだまだ伸びると感じたからです。
次郎長親分もそこんとこ分かってくれていたんだと思います。
うふふふ。
minoもセシリアも大いにスポーツで肯定感を高めた週末でした。
**********************
ビシッ!・・・・ということで、今日の一言。
「次郎長さんは、
ただのヤクザじゃ~ござんせんでしたんですよ。
それこそ、ここぞというときゃ~、ビシッ!っとね、
やるときゃ~やった、社会事業家でもあったんでござんすから!
ここぞでビシッ!っと
決めたいもんじゃ~ございやせんか?」
2011年07月09日
『ポストレ』家族の反応


夕食時に太郎衛門が
「みんな、今日、お母さんが、アルバイトしてきたそうだよ。」
すると、太郎吉が
「どんな?」
mino
「織り込みチラシの入った新聞をポストに配る仕事だよ。」
太郎吉
「いくら稼いだの?」(・・・と、現実的)
mino
「4時間半で1600円くらいかな?」
太郎吉
「・・・・は?」(と言ったまま、口をポカンと開け、呆れ顔)
mino
「お母さんの担当地区はね、『アップダウンの激しい、トレーニングになるところ・・・』とお願いして
まさに、最高だったよ!」
「セシリアのお友達もたくさん住んでいるところだよ。」
セシリア
「・・・お母さん、お願いだから帽子を目深にかぶって、サングラスして、マスクしてやってよ。。。
」
mino
「あれ~? セシリアは、お母さんがポスティングをするのを恥ずかしいと思っているのかな?
お母さんはね、ありがたいと思っているんだよ。
普通トレーニングするのには、500円払うんだ。
でも、これは、僅かではあるけれど、トレーニングしながらお金がいただけるんだもの。
それに、、、
昔、お母さんが経営をしていたときには、チラシを作って、アルバイトの人に配ってもらう立場だったから、
売り上げの中からチラシを作る経営者の大変さもわかってる。
だから、一軒一軒配るときに、『どうぞ、よいご縁がありますように!』と願いを込めて配るんだ。
お金にはならないけれど、トレーニングにもなるし、人の役にもたつし、心も込められるし
お母さんはちっとも恥ずかしくないんだよ。
むしろ、楽しかった。」
セシリア
「(嬉しそうに)みんなに、お母さんがやっていること広めていい?」
mino
「あははは、言うのは、それはいいけど。でも、広めるのはちょっと困るかな?
だって、お母さんの担当地区には知り合いがたくさんいるから、
声かけられて話し始めてしまったら、トレーニングにならないじゃない?」
セシリア
「うん。そっか。」
mino
「僅かにしかならないお金だけど、貯まったら、太郎吉のラグビーとセシリアのアーチェリーに関することに
使おうと思ってね、『ポストレ通帳』を新しく作ったんだ。
ちなみに、今日の収入1600円で、太郎吉のラグビーソックス1300円を買うよ。
仕事をしてお金を稼ぐのは尊いし、生きていくうえで大事なことだけど、
仕事をする喜びって、お金だけでもないんだよ。」
最後まで、呆れ顔の太郎吉でしたが、もちろん反対はしません。
反対したところで、「母ちゃんはやるって言ったら、やる」のを知っていますから。
あははははははは。
月に2回のポストレ。
子供たちの大好きなスポーツのために使える、僅かながらの収入が楽しみでもあり
マンネリ化しやすいトレーニングを気分転換するにも
満足です!
2011年06月21日
放任?それとも
minoが乗鞍の゛雪の回廊”をひょこひょこと走っていたその頃
家族はというと・・・・
太郎吉は、ラグビー部の「東海大会3位決定戦」で岐阜へ遠征。
セシリアは、アーチェリー(始めてまだ1ヶ月ほど)の定例会に急遽出場が決まり
自分の貯金から参加費を捻出し、ウキウキと弓を引いていたのでした。
(結果は、昨日の静岡新聞に名前と共に載っていました。)
月に2回ほど、minoが遠征により不在となる時には
子どもたちは太郎衛門を中心に
minoが作り置きした料理と買いだめした食料とで
力をあわせて生活します。
中学2年生と小学校5年生。
母親が付きっ切りになっていなくとも
自分の事は自分でし、
臨機応変に問題を解決する能力も育っています。
『カアチャン元気で、時々、留守がいい!!!』
これ、子どもたちの本音です。
マラソン大会から帰ったminoを
太郎吉とセシリアが待っていてくれました。
(太郎衛門は、疲れて先に寝ていましたが・・・)
「カアチャン、マラソンはどうだった?」
「東海大会は、3位だったよ。」
「アーチェリー、伸び伸びと打てたよ」
・・・・
と、minoのお土産のお菓子をつまみながら お互いの報告会。
各々が、自分の好きなことに打ち込み
それをみんなが応援します。
2011年06月17日
成っていく

親は、子どもを産んで゛親”となるわけではなく
子育ての経験を通して゛親”となって行くのである。
その親は、教師に対して
「先生なのだからこれくらいは当たり前に対応して欲しい。」とか
「先生なのに何でわからないのだろう?」とか
プロとしての教師に対する期待と希望が大きいあまりに
教師の対応に不満を抱くことがあるようだ。
しかし、教師も同じではないだろうか?
新卒で教壇に立った教師は、若さと情熱にあふれ清々しい。
そんな教師でも、教壇に立ったからといってそのままで゛教師”となれているわけではなく、
教師という仕事を通して、又、周囲の期待と視線を通して、経験を通して、、、
゛教師”となって行くものであろう。
親は、経験の少ない教師に対して、
時に歯がゆかったり、失望したり、心配になったりするであろうが
「教師も今、経験を通して゛教師”と成りつつある姿なのだ」と
温かい気持ちを持ち合わせることが
ひいては、教師とともに子どもを上手く育てていく方法ではないかと思う。
2011年06月13日
自由行動

子どもが小さかったうちは
季節ごとに家族で小旅行をしたり
週末になると一緒にどこかに出かけたりすることが
多く在りました。
それはそれで、楽しい思い出。
最近は、子どもたちも大きくなり
週末は、家族ばらばらで過ごします。
それぞれが自由行動です。
今月は、、、
太郎吉は、岐阜県に遠征(ラグビー部で)
セシリアは、榛原に遠征(アーチェリーの大会で)
minoは、乗鞍に遠征(もちろんマラソン大会へ)
太郎衛門は、スペインへ出張(お仕事で)
ってな具合です。
みんな、それぞれが自分の好きなことに楽しんで打ち込んでいます
・・・ん?
太郎衛門だけはお仕事ですな ?!?!?!
ク~~~~~~ッ・・・・頭が下がる。
男一生の仕事!
頑張ってくださいっ。
2011年06月10日
成長期の故障

「親が介入しても、止めさせるべき時に来たな!」ということでしたが、
子どもに発生するケガや故障には、大人と違った特徴があるといいます。
①成長期には、靭帯や腱の骨への付着部に軟骨が存在し、
そこが傷みやすい(弱点となりやすい)。
②身長、筋力、持久力、運動神経などの発育過程にズレ(アンバランス)が生じる。
(身体は大きくなっても筋力の発達が追いつかないなど)
③外の環境に対する適応能力が低い。
④自分でスポーツ活動の量や内容をコントロールできず、
指導者や親の影響を受けやすい。
など。
子どもの時期の障害は、対処を間違ったり手遅れになると
大人になってもずっと続く後遺症につながることがあるといいます。
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さて、セシリアは数日間悩んだ末に決断しました。
ミニバスは引退し、以前から興味のあったアーチェリーをやりたいと考えました。
「アーチェリーで集中力を磨きたいんだ!」
今では、多くの先輩や指導者に大切にご指導頂き
アーチェリーを喜んでやっています。
「私には、ミニバスしかないと思っていたけれど
ナンでも出来る気がして来た!」
と、『膝の水』を挫折ではなく、新たな自分を発見するチャンスと捉えなおしたようです。
アーチェリーを始めて1ヶ月。
今では、中学1年生の男子が引く弓と同じ強度のもので打っています。
ミニバスのお陰で、どうやら腕力は強いようです。
ほらね。
経験してきたことで
無駄な事なんて
何一つ無いんだよ!
君は若いんだ。
いろんなことに失敗しながら
多くのことを経験し
賢くなっていける。
強くなっていける。
優しくなっていける。
今を楽しんで
多くの人と物とに
出会いなさい。
んねっ?!
フレ~~~~、フレ~~~~、セッ・シ・リ・アッ。
バンザ~~~~イ!!!!
2011年06月09日
膝に水でドクターストップ

小学校2年の時から始めたミニバス。
セシリアは3食のご飯よりも何よりもミニバスが好きでした。
4年の頃より故障が絶えなくなってきました。
次第に思い切ったプレイが出来なくなり
バスケの楽しさを満喫できなくなっていました。
悔しかったであろうし、悲しかったであろう。
整形外科に通う回数も増え
今年、4月、
膝に水が溜まりドクターに見ていただいたところ
「小学生の内から、病院通いが絶えないなんて
よい選手になれないぞ!
中学や高校生になって本格的にスポーツをしたいと思ったときに
今のままで行くと、出来ない身体になっているよ。
成長期の今は、いろんなスポーツを通して、
バランスよく身体を鍛え作っていくことが大事なんだよ。
根性のある君なら、どんなスポーツだって出来るはずだよ。
ミニバスだけがスポーツじゃないよ。
今は、これ以上、膝に負担の掛からないスポーツをしよう!」
そう言われ、大きなショックを受けたようです。
Dr.は、セシリアのいないところでminoには、こうアドバイスしてくれました。
「ああいう、直向に頑張っちゃう子の場合は、
小学生のうちは親が運動のコントロールをしてあげる必要がでてくるよ。
そうでないと、成長を妨げてまで、スポーツに打ち込んでしまうかもしれない。
大体、あの子は、故障が多すぎて、今ではスポーツを楽しめていないじゃない。
小学生のうちのスポーツは、゛楽しい”と思えることが大事なんだ。
『スポーツっていいもんだな~・・・』と思えるくらいの関わり方が大事なんだよ。
今年1年間は、ミニバスでなく他のスポーツをやらせなさい。」
と言ってくださいました。
ここまで、はっきりと言って下さったのは、minoの罹りつけのスポーツDr.であり
日頃から意思疎通が上手く出来ていたからであろう。
Dr.に肩を押されminoも決断しました。
「親が介入しても、止めさせるべき時に来たな!」と・・・・・
<つづく>