2013年12月18日
腹筋ちゃん

トレイルを始めてからというもの山をジェットコースターRUNし、駆けずり回っているうちに、
苦労することなく自然に下半身に筋肉が付き、
ぬぬ、ぬあんと!
トレーニングで腹筋運動をすることなく、腹筋が割れてきたのでっす。
下半身の筋肉は、体全体の3分の2を占めています。
大きな筋肉がたくさんあり、下半身を鍛え筋肉量を増やすことで基礎代謝が上がり
脂肪燃焼効率がアップするという事実があります。
これは、下半身に筋肉をつけると「太らない」と言われる所以です。
私の経験からして、『下半身に筋肉が付いてくると自然に腹回りの脂肪も落ちやすくなり、腹筋が見えてくる』のでした。
上半身の筋肉ばかりを鍛えて下半身のトレーニングを疎かにしがちですが、
鍛えるべきは下半身だったのですね!!
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さて、今年はトレイルで鍛えた腹筋を引っ提げて、
昨日は、年に一度の健康診断に行ってきました。
今回も、身長、体重、ウエスト回りを測りましたが、
昨年に引き続き、またもや身長が3㎜縮んでいました。
「あっああ、また縮んだっ!」と思わず声にしてしまいました。
がっくりと肩を落としてしまいましたが、
気を取り直して、尻をまくりました。
あじゃ、なくて、服をまくりあげ腹を測りました。
私のウエストにメジャーを巻き付け、看護師さんが
「息を吐いて、お腹の力を抜いてください。」というのでした。
「だめですよ,引込めないでください。」と注意されたのですが、
そんな卑怯なまねをするとでも?
それは、メタボを隠そうとする人の行動でしょうがっ!!!
と、少々むっとして
「だって、息吐くと腹筋が緊張して締まるのです。
ヘっこめているのではなく筋肉が働いちゃうんですよ。
だいたい、常に丹田を意識し生活しており、
お腹の力を抜いてだらりとした緊張感のない生活はしていませんから。
私、メタボにならないんで!」
と、まるでDoctor-X 外科医・大門未知子バリに、言い返していました。
いひひひ。
看護師さんは、一瞬たじろぎ、にっと笑ったのでした。
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そして今日、私の着付けの先生は、私の腹筋に目を止め
「割れてる・・・」と小さき声で呟き
「この道30年だけど、割れた腹筋に帯締めた経験なし・・・」
と言われました。
「あなたは、【動(ウルトラトレイル)と静(和装)を一緒に楽しむ楽しみ方がある】というけど
まったく、ホントに変な人。。。。」
と半ばあきれながら
「でも、きっと、鍛えられた体に凛とした姿で美しく着つけられるようになるはずよ!」
と励ましても下さるのでした。
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歩くのにも走るのにも丹田は重要ですが、
着付けにも丹田が重要なことを体感してきています。
まさに『着ものは、丹田で着付ける!』ものなのです。
全身の筋肉を鍛える作用のあるトレイルRUNは、
和装にも良い影響を与えてくれるものと思われます。
そして、『アンティーク着物を着るには、腹筋ちゃんが大事!』
ってお話は、次にいたしますね。
ごきげんよう。
おほほほほ。