2013年12月24日
由比入山地区RUN

minoの趣味の一つに、中山間地区RUNがあります。
本日は、中山間地区の清水区由比入山地区を走ってきました。
中山間地区には、厳しくも美しい自然の姿が残っており、懐かしい日本の原風景が観られます。
一方で、過疎化や高齢化により、集落における作業や地域行事、伝統芸能などの運営を行う担い手がいない
などの課題も多々あるのが現実です。
そのような、由比入山地区を走ることで体感してきました。
自宅より45分。車を飛ばし入山親水公園にて駐車。
由比町立北小学校前の入山郵便局から登り始めます。
まずは、銚子口の滝(走って15分ほど)を目指しました。
遊歩道が設置されていました。
銚子口の滝を拝んだ後は、
更に深い集落へと気持ちは飛びます。
しばらく行くと浜石岳(707M)へのコースとなりました。
せっかくですから5~6km先にある浜石岳まで林道とハイキングコースをミックスで
走ることにしました。
山頂まで、人っ子一人すれ違いませんでした。
シンと静まり返った山の中で動物たちの息遣いだけが感じられました。
振り返ると、美しい富士山が青空の中、白く輝いていました。
山頂に着くや否や
『やっば~~~~い!!!360度の絶景!!!
知らんかった~~~!!!
こりゃ~~~、静岡市内では一等賞の絶景や~~~~!!!!』
と、一人大声で叫んでいました。
帰路は、ピストンで、富士山を目の前に観ながら、元来た道をもどりました。
下山してからは、せっかくですから、
入山郵便局(かなり年代の古い時代の建物に感動)で
切手を購入しがてら、地域の情報収集をしました。
由比入山地区は、点在する13の集落からなっており
清水市内まで車で30分で行けるため
多くの人は、集落より町に働きに出ているそうです。
古くから、畑はあっても田んぼはなく
米づくりはされていなかったようだよ・・・とのこと。
ミカン農家が多く、茶畑は少ない。
過疎化が進み、空き住宅も増えている。
由比町立北小学校の全校生徒は、今や50人は切ったそうな・・・。
とのこと。
美しく豊かな自然の中で、冬休みに入った子どもたち4人が遊んでいました。
朗らかに伸びやかに大きな声で挨拶をしてくれました。
この中山間地区を担っていく子どもたちです。
