2009年02月11日
ホルモンへの対処法
【山リン】からの続きです。
私 「うふふ、ちゃんと成長してますわよ。
そう!!つまり、そりゃ“ホルモン”だね。
あなたの中のホルモンが、そのイライラや落ち込みの原因でもある。
ホルモンがたくさん作られることで、大人に変化してきているんだよ。
だから,身体も大きく変わろうとしているこの時期は、感情の起伏が激しいんだよね〜」
兄 「“ホルモン”か〜。じゃ〜、僕自身が悪いばかりでもないんだな・・・」
私 「んだ、んだよ。イライラしてブチあたりたくなる『山リン』のときの対処法は、いくつかあるよ。やってみる?」
兄 「うん。」
私 「まんず、『あ〜,“ホルモン”に制御されているな〜』って、自分に言い聞かせてみてね。」
兄 「うん。“ホルモン”、“ホルモン”・・・・」
私 「そして,次に深呼吸だ!!【10秒呼吸法】をやると落ち着くよ。
その時に,日頃の緊張や不安や不満を吐き出すつもりで吐くんだよ。」
兄 「1、2、3(鼻から静かに息を吸う)、4(止める)、5、6、7、8、9、10(口をすぼめゆっくり息を吐く)・・・・」
私 「上手いよ。その調子。自分のペースでやればいいんだよ。何回か繰り返して楽になったらおしまい。これを思い出して,日頃の習慣にして行くといいよ。
緊張する場面やプレッシャーを受け止めたいときにも使える方法だよ。」
兄 「母ちゃん、そういえば、父ちゃんとケンカしたとき、ス〜ハ〜しているよな〜」
私 「ムム、見てたかっ!!」
兄 「それに、母ちゃんの時々激しく噴火するやつ。。。あれも“ホルモン”か?」
私 「ドッッヒャ〜。。。た、確かに,近いものがある!!しかし、あれは,思春期の“ホルモン”ってより、“更年期のホルモン”って感じかな。。。。とほほ。。。。」
こうして,自分の身体の成長を自覚できるようにと関わりながら,感情のコントロールについては、その対処法を教えてみました。
しばらくして,兄に様子を聴くと、
兄 「一時より、とても楽になったよ。感情のコントロールも出来ていると思う。」
私 「自覚したことで、楽になったんだね。高校生くらいまで、“ホルモン”とのお付き合いは続くと思うよ。ま、母ちゃんにブチあたりたくなったら『ホルモ〜ン!!』と言ってからブチあたっておくれ。」
兄 「ホ~ルモ〜ンッ!!」
私 「おい,おい,さっそくかよ・・・・・」
【“ホルモン”de“ブチあたり”】たくなるのが,“思春期”なのかもしれません。