2009年02月21日
『んねっ?怒らないでしょ。』

娘がHちゃんと2人で公園に遊びに行きました。
『ただいま~っ!!ね~母ちゃん、来て、来て!』
呼ばれて玄関まで出て行くと、靴と靴下をぶら下げた2人がニヤニヤして立っています。
私 『あんりゃ、ま~。寒くないかい?』
娘 『うふ。Hちゃんが川に、はまった。
んで、あたしもお付き合いして、裸足になって歩いて帰ってきたよ気持ちよかった~!!』
私 『うんうん。そりゃ~楽しそうだ!!んで、今からどうしたい?』
娘 『がはは・・・・んねっ?怒らないでしょ。うちの母ちゃんは、
こういうことは怒らないんだよ。』
私 『普通は、こういうことで怒られるの?・・・はい、スリッパはいて、お風呂にGo!!』
Hちゃん『(下向いてニヤニヤ・・・・)』
私 『さて、H子ちゃんや。そのぬれた靴下をどうするかだ。服はどうする?
いくつか方法があるね。考えてごらん?Hちゃん、あなたはどうしたいの?』
Hちゃん『。。。靴下は洗いたい。。。。乾かしてもって帰りたい。服はこのまま。。。』
私 『よっしゃ、自分で考えてよく言えたね。H子ちゃんの考えを尊重して、じゃ~そうしよう!』
後は2人楽しくお風呂でゴシゴシ。
どうも子どもたちの間で最近話題になっているらしいのですよ。
テーマ:『母ちゃんが怒るとき』・・・「どんな場面でどんな風に噴火するか?」
をみんなで具体的に話しあっているようですよ。
『きゃ~!!怖い!!』って?
子どもから見た“大人”は、私が“子どもだった頃見ていた大人”と何ら変わらないのです。
やっぱり、子どもの世界って、素敵ですよ。
さて、私が怒らなかったのは、何も怒る必要がない場面でしたから。
危険を伴わない範囲で、子どもが楽しみながらも、失敗したことは、
次に“どうしたら良いかを考えさせられる”良いチャンスです。
答えは子どもが出すのです。出した答えを実行するのも子どもです。
せっかくのチャンスを、頭から叱ってしまったら、子どもには、
“叱られ”たという事実だけが無残に残り、そこからは何も学べません。
この場合、私の権利を奪われたり、何も責任を負わされたりしてはいないのですから、
怒る必要も無かったのです。
子どもが自分で考え、行動し問題解決に取り組む姿を見ているとき。。。
“子育てって楽しい”と思える瞬間です!!