2009年02月22日
子育ち・親育ち『特別支援教育』①

2008年5月より【子育ち・親育ち『特別支援教育』】と題した学習会を
交流館やPTA講座で開催して来ました。
ご存知ですか?
「特別支援教育」はH19年4月から学校現場でスタートされました。
これまでも、通常の学級の中で、生活や学習の場面で困難を抱えている子どもたちがいましたが、
何の手立ても受けずにいました。この子どもたちの学ぶ権利を支えようとスタートしたのが、
この「特別支援教育」です。
しかし、「特別支援教育」は、発達障害の子どもたちだけでなく、新しい「荒れ」の対象となる子ども、
いじめ、不登校、非行、悩みを抱えた子ども・・・・など
すべての子どもに必要な教育だと考えます。
学習会は「特別支援教育」を上手く推進していく為にも「家庭と学校は子どもを真ん中に挟んで、
もっとお互いに信頼し合いましょう!
家庭では、子どもにまなざしを置いて、しつけや教育をして行きましょう!」
と保護者の皆さんと共に考えるものとなっています。
その中で以下のような参加者のお声をたくさん頂いて来ています。
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「特別支援教育」という言葉だけを聞くと、何か特別な私たちとは少し離れたところで行われる教育なのかなという印象でした。
でも今日のお話で特別な子ども達への特別なことではなく、誰にでも対応されるべきことなのだと気付かされました。
改めて考えてみれば、子どもは学校だけで学び育つわけではなく、一番重要なのは家庭なのだということが分かりました。
自分の子や周囲の子ども達によく目を向けることを皆がすれば、何かが変わって行くのかな・・・変わっていくと思いました。
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「特別支援教育」を理解していただくとともに子どもへのまなざしが変わることで、
誰もが、『支援し・支援される』関係になれることを願っています。