2009年02月27日
ストレスマネジメント





現代に生きる子どもたちの抱えるストレスは、相当なものです。
そして、少し前から、『疲れやすい小学生』が問題になり、今では、
小学生の4人に3人が「朝なかなか起きられない」というデータさえ出ています。
このような小学生は、精神的にはストレスを抱え、肉体的には体のだるさ・疲労感を抱えています。
皆さんはいかがでしょうか?
自分のストレス解消法をお持ちですか?
ストレスを自覚していない人も多いと思います。しかし、体がそれを表してはいませんか?
肩こり・腰痛・頭痛・イライラ・寝起きが悪い・・・
子どももそうです。
いつもと様子が違う、イライラ、爆発、当り散らす、落ち込む・・・
そんなときは、それがストレスから来るものかもしれないということを自覚させていくと良いようです。
「イライラするんだね。体のどこかが緊張しているかな?
おなかの中に何かを抱えてしまっている感じかな・・・・?」など、
自分の体の状態を子どもに自覚させるように関わりながら
「ストレスというものがあってね。ストレスの壺がたまり過ぎると、心や体が不調を訴えるんだよ。」
と話してみてはいかがでしょうか?
そして、「お母さんと一緒にそのストレスの壺の中身を減らしてみよう。」と取りくみます。
「イメージ法」(・・・過去にあったよい時のことを思い出す。また、そのときの音、香り、風景などを思い浮かべる。)
「呼吸法」
「体ほぐし」など、子どもに合った方法を探します。
ポイントは、いつでもどこでも気軽にできて、習慣化しやすい簡単な方法で、リラックスが得られるもの。
子どもにどれが良かったか聞いてみて子どもの使いやすいものを取り入れてみましょう。
そして、
・大勢の人の前での発表で不安なとき。
・大事なテストの前での集中力アップに。
・嫌な事があった後の気分の切り替えに。
・気合を入れたいとき。。。
などに、使ってみるように言うのです。
生きていく上でストレスを感じないわけにはいかないでしょうが、ストレスと上手く付き合いながら、
自分なりに、ストレスを自覚しコントロールする方法を持つと、心も身体も今よりは少し軽くなるはずです。
親子でストレスマネジメントすることで、親子関係も改善され、子どもが抱える不安やイライラを
軽減する一助けとなるものが見つかると良いですね。