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2009年04月03日
懐かし 『ひよこプレゼント』



みのが小学校中学年、夏休み前のこと。。。
○友ストアーのお肉屋さんで『ひよこプレゼント』を企画していた。
どうやら、卵を産まないオスのひよこを買い物客にプレゼントしていたようなのだが、
昔のストアーは粋な事をしたものだ。
持って帰って、大きく育てて食べてもよし、番犬ならぬ番鶏にしてもよし、
『コケコッコ~』の目覚ましにしてもよし。。。
しかし、どうもこの企画は子ども以外にはあまり受けが良くなかったらしく、
箱の中には押し合い圧し合いするひよこたちがたんまりと残っていた。
残ったひよこは、どうなるのかしらん?と心配でたまらなかった。
みのは、ひよこをどうしても欲しかった。
何としても飼いたかった。
大きく育てて食べるわけではない。
ひよこがにわとりに変化していく様を見てみたかったのだ。
みのは、『絶対にダメ!!』という母親を上手いこと撃沈させ2羽のひよこを貰って帰った。
ふふふ。。。“絶対”は絶対でないのだ!!
ひよこの全身からは“愛らしさ”がこぼれていた。
・・・きらめく黄色の羽、ちっちゃい口ばし、お尻フリフリ、ヨチヨチ歩く、清んだ瞳
ピヨピヨと元気良く鳴く、ふわふわの毛玉・・・それは、まるごと生命だった。
みのは、毎朝早起きして、近くの空き地に行き、2羽のひよこを放した。
ひよこたちは、草に付いた朝つゆを飲み、虫を食べた。
やがて、スクスクと大きくなり、羽は白く、赤いとさかも生え、泣き声は
『ピヨピヨピヨ』から『コケコッコ~!!』と変化した。
そこにいるのは、紛れもない雄々しい雄鶏であった。
鳥インフルエンザもない時代。そこにあるのは、“平和”だった。
Posted by minoちゃん at 20:30
│● minoひとりごと