2009年04月27日
子どもの気になる姿

あるお母さんが、、、
我が子がお友だちと関わるときに、いつも命令口調で威張りちらしている姿
を見てとても気にやんでいました。
「あれでは、お友だちを無くしてしまう。。。」と心配のあまり思わず
「何で、そんな言い方をするの!!」と叱り、責めてしまったそうです。
すると子どもは、
「どうやって言っていいのか解からない。。。」と答えたそうです。
そこで、お母さんは気が付きました。
『私がいつも子どもに命令口調だから、この子は、そういう言い方しか解からないのかな?』
と考えてみたそうです。
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●●●●では、どうしたらよいのでしょうか?????
子どものして欲しくない行動をやめさせたいときに
『ダメ、いけない、やめなさい』と叱ってみても子どもは、
どうして良いかが解からないのです。
している行動を否定するのでなく、して欲しい行動を肯定的に伝える方が
子どもは、直接理解がしやすいのですね。
【例】:
×「何で、威張りちらして、お友だちにそんな言い方をするの!!」
○「『順番に並ぼうね!!』ってお友だちに言ってみたら!?」
×「廊下を走るな!!」
○「廊下は走らないで静かに歩こうね!!」
×「水遊びはやめて!!」
○「ブロックで遊ぼうか!!」
子どもも大人も、否定ばかりされて正されるより、して欲しい事を言われた方が
穏やかに『そうしてみよう!!』と考えるものではありませんか。
大人でも、ダメだ出しばかりされていたら
『この人の言うようにそうしよう!!』とは、思えなくなってきますよね。
又、「子どもの気にな言動は、自分がモデルになっていないかしら?」と
振り返ってみて、自分の対応を変え、変える事で、子どものお友だちとの
対応が変わる場合も有ります。
子どもは、周囲の大人をモデルにすることがありますね!!
要注意!!