2009年05月17日
何よりのチャンス!!

セミナーを受講され実践されているお母さんより、こんな嬉しいメールを頂きました。
了解を得て、ここに、ご紹介させていただきます。
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・・・・最近、気づいたこと、、、、
『主体的に取り組む』ということの大切さです。
『やらせよう。』ではなくて、「本人がやりたい」と望むことが、
何よりのチャンスなんだ ということに気づいたといいますか・・・。
STEPを始める前は、
「子どもには、親が主導権を握り支配的に、何事もやらせれば、何とかなるものだ。」
という考えでしたから。
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そういえば。。。。
大昔・・・6年生の時、学校の恒例行事で、ペアになった(本音は、組まされた・・・)
小学生1年生を連れて歓迎潮干狩りに行かされました。
私は貝をドッサリ獲りたいのに、
勝手にどこかへ行ってしまう相手に腹が立ち、
その気持ちが知れず、思い通りにならない事実に
「ガキは嫌いや!」と思いました。
その後、出産するまで
「子どもは嫌い!」と言い続けていました。
しかし、今なら、相手が『何をしたいのかな?』と、まずは尋ねてみたくなるのになー
と思いました。
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いかがでしょうか?
『主体的に取り組む』ということの大切さに気づいたというお話です。
実は、今、学校現場で、児童生徒の中に『主体的に取り組む』という事の出来ない子どもが
増えているといわれています。
・・・いわゆる『指示待ちっ子』です。
子ども自身が「やりたい!!」と感じ『主体的に取り組む』ということが出来て初めて、
子ども自身が力をつけながら伸びていくチャンスとなるのですね。
親が主導権を握り、何事もやらせてばかりでは、
「自分で考えて取り組むという経験の元に、主体性を育てる」という事ができてこないのですね。
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また、このお母さんの「相手が『何をしたいのかな?』と、まず、尋ねてみたくなる」。。。。
というのは、まさに相手を思いやる気持ちですね。
『私がどう思うか!!』ではなく『この子(人)は、どう感じているのか?』
と思いやれる態度が、子どもを勇気づけ、主体性やチャンスを育んでいく事に
繋がっていくと思います。
嬉しいご報告をありがとうございました。