2009年06月08日
愚痴っちゃう?①

愚痴(ぐち)とは、「言ってもしかたのないことを言って嘆く、愚かなこと」とあります。
でも。。。『愚か』だと思っていても、誰でも愚痴をこぼしたくなるような事
はありますよね~。。。。
たまの愚痴は、言っている方も『ア~、聴いてくれてありがとう。』
とスッキリするし、聴いている方も『そう、スッキリしたなら、お役に立てて良かったわ。
』
ってな具合に落ち着きます。
しかし、愚痴を言う事が“習慣化”し、愚痴であることに気づかず永遠に一方的に
自分の“悩み話”として話し続ける人がいます。
面白いことに、そういう人は、話を聴いてもらった後に『あ~、スッキリした』とはならず
どんなにご自分が話しし続けても最後には、『もっと話を聴いてもらいたい』
といいます。
このように、愚痴は、いったん話し始めると制止するのが難しく、同じことを
何度もぐるぐると繰り返し、聴いているほうは疲労感・無力感を感じます。
そして『もう、こんな話は聴きたくない。』となります。
・・・・何故かな~???と考えて見ました。
愚痴っている人は、悩んでいる問題を解決しようとしているわけではないようです。
自分で考え出した事を口に出すのではなく、ただ、自分の感情のままに、又は、
過去にとらわれたままに、自分の尺度で分析・価値判断・優劣を付けたがっているだけに思えます。
そこで、愚痴を長時間聴いている側の辛さは、
「言ってもしかたのないことを言って嘆く相手」にいつ果てるともなく永遠に付き合わされるということです。
。。。。つづく。。。。