2009年06月08日
愚痴っちゃう?②

前回の続きです。。。
では、話すご本人が、愚痴だと気づかずに『永遠話』をしてこられた場合は、どう対処したらよいでしょうか?。。。。
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『おもいっきりテレビ』の相談コーナーをご存知ですか?
みのもんた氏の『おもいっきりテレビ』の相談者には、このような方がたくさんご相談の電話を掛けてきます。
ある時、みのさんは、相談する“愚痴の常習者”とも思われる主婦の話をふんふん。。。
と聴いていたかと思うと、しばらくして、その主婦に向かって
「ズズバ~ッ!!」と気持ち良く切り捨てました。
「あんたのそれは、相談じゃないね。只の愚痴だ!愚痴だよ!
おばあちゃんじゃないよ。あんたが変わるしかないんだよ。あんたなんだよっ!!」
電話の向こうの愚痴の常習者は、
「えっ???えっ??わたし。。。そうでしょうか。。。そうですか。。。」
と初めて、自分で考え始めました。
そして、みのさんは少し優しく、しかし毅然と
「奥さん、わかった?そこのところを考えて。。。ね。。。答えが出たら、又電話頂戴。。。」
(・・・・・・「又電話頂戴」は、みのさんの十八番!!)
ク~ッ!みのさん、おみごとっ!!!
MINOは思わず 歯軋り してしまいましたよ。。。
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「みのさんのようにハッキリ言えたらどんなにいいかしら?」と思われる方も多いと思います。
しかし、多くの場合、これからもお付き合いが続くであろう相手に向かってピシャリッ!!
と言うわけには行きません。
;;;;;;;;;;;;;;そこで使えるのが、「STEP:問題解決への模索」です。;;;;;;;;
①反映的に話を聴き 「・・・そう、あなたは、そう感じたのね?」
②模索への導入 「それであなたは、そのことを解決したいと考えているの?」
③相手がYESなら 「ではどんな方法があるか、アイデアを出すだけ出してみて、その中から
一つ実行してみてから、又、結果を聞かせてよ。」
相手が曖昧なら 「あなたが解決したくなったら一緒に考えたいと思うのよ。」と言って話題を
変えます。
こうして、「私は、あなたの問題解決の手助けはしたいけれども、只の愚痴には乗りたくないの。」と、
暗に伝えていく事が、自分にとっても、その方にとっても、良い結果になることと思います。
。。。。。つづく。。。。。。