2009年06月13日
最低は見ぬ振り!

前回に続きます。
。。。。。さて、ここまでの様子を聞きながら、セシリアと話し合ってみました。。。。。。
mino 「あなたは、これらの事をどう思っているの?どう感じているの?
」
セシリア 「A君は卑怯。。。相手を選んでそうしているんだもの。私やカンちゃんみたいに
『やめなよ!!』とズバリ言う子には絶対に仕掛けない。」
mino 「そう、じゃ~、A君はジャイアンなんだね。本当は勇気をくじかれている子なのかな?」
セシリア 「そうだと思う。それにA君につられるC君・D君・E君もいけないと思う。
でも、C君だけは自分のやっていることは、“楽しい事”じゃなくて“恥ずかしい事だ”
と気が付いて、仕掛けてしまった花子ちゃんに『ごめんね。悪い事をしました。赦してね。 』
と謝っていたよ。」
mino 「へ~。。。自分から謝れたんだ!!すごいね~。C君のやってしまった事は悪い事。
でも、間違いや失敗は誰にでもあるよね。だから、間違いに気づいて、勇気を出して謝れた
C君は偉いと思うな~。」
セシリア 「ほんと。そう思うよ。でも、問題は、問題を起こしている《仕掛けるA君・C君・D君・E君》や
《仕掛けられるB君や花子ちゃん》じゃ無いんだ。
それを みて見ぬ振りするクラスの大勢の子たちだよ。」
mino 「ほ~。。。みて見ぬ振りするお友達が多いんだね。」
セシリア 「そうだよ。最低なのは周りにいて、見て見ぬ振りする子達。目の前で起こっていても
『自分には関係ない』って顔している。頭にくる。クラスの問題なのに。。。」
mino 「あなたは、A君とB君のイザコザは、クラスの問題、、、つまり、みんなの問題だと感じて
いるのね。」
セシリア 「そうだよ。皆が一人一人の立場で責任ある行動をすることが大事だと思う。」
mino 「いい課題ができたね。『このクラスをもっといいクラスにするには、自分には、どんな事
ができるかな~?』って いくつかアイディアを考えてみたら?
」
セシリア 「そうする。考えて見るよ。」
mino 「いいアイディアが思いついたら、又教えてね。セシリアならきっと考えられると思うよ。
」
3年生。。。
友だち関係のゴタゴタを通して、
『自分は、、、自分達は、、、どうしたらよいのか?何ができるのか?』
『仲間として、人間として、どんなことが大事なのかな~???』
と考えることのできる芽が出始めました。
応援して行きたいと思います。