2009年06月17日
そんなの卑怯よ!

前回の続きです。
セシリア 「先生も負けちゃうくらい、動かないんだよ。だけど、【C子ちゃんが自分から『入れて』と
言って来れるようにしてあげたい】んだ。」
mino 「そう。。。それにはどうしたらいいと思う?」
セシリア 「声を掛けて誘う。。。。」
mino 「そうしたら、来る?」
セシリア 「先生も根負けしたくらいだからな。。。来ないよな~~~。」
mino 「じゃあ、どうしたらいいかな?」
セシリア 「やっぱり、私から手をつなぐしかないかな。。。。。んでも、それじゃ~ダメなんだよな。。。」
・・・・しばらく、考えても いいアイデアが思いつかないようで、出てきた言葉が、、、、、
「・・・でも、だいたいねぇ、C子ちゃんは、勇気を出して近づいて行ったのに、
『こっち来ないで!あっち行って!!』って意地悪して入れてあげない子が悪いんだよ。
又、断られるのが不安だから、固まっちゃっうんだと思うよ。」
・・・・と、第三者を責める言葉になりました。
それが、たとえ事実だとしても“犯人探し”や“原因探し”をさせるのでは意味がありません。
そこで、C子ちゃんの感情に話を向けてみました。・・・・・
mino 「ふ~ん。C子ちゃんは、不安なの?断られるのが?心配なのかな?」
セシリア 「そうだと思うよ。あんな断られ方したら恐ろしくなっちゃうよ。。。」
mino 「(・・・ゲッ??あなたでも恐ろしいって??そりゃすごい・・
・)
でも、そんな恐ろしいと感じるほどの断わり方をしたのは、どうしてなのかな~?
(素朴な疑問でした。。。)」
セシリア 「そりゃ~、C子ちゃんが一緒じゃ、ゲームの点数が稼げないと思っているからだよ。」
mino 「ふ~ん。その子達は、点数が稼ぎたいんだね。。。セシリアはどう思っているの?」
セシリア 「クラスにぽつんと一人ぼっちでいる子がいるのに、それでなんで点数稼ぐ事が楽しいの?
それが大事なの?なんかさ、、、卑怯だと思う!」
あなたの、不正を憎み、正義を尊ぶ気持ち(=正義感)は、分かるけど、正義感から
“犯人探し”や “原因探し”をして他者を責めてはならないね。。。。。。
大事なことは、相手を責めずに気づいてもらう努力。
セシリアの態度から皆が気づいて改めてくれたらいいな~~~~~。。。。。。
・・・・そこでセシリアをどう導くかだな・・・・・
。。。。。。。。つづく。。。。。。。。。。。