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2009年06月22日
生活の主人公

幼児の発達において白石正久氏は次のように書いておられます。
『日々の生活の中で、例えどんなに小さな一こまであろうと、子どもがその主人公になることが
できたなら、子どもは自分への信頼を獲得し、自分の力で、人格を高みへと一歩一歩運んで
いく原動力になるのです。』と、、、、
2歳児、3歳児が「わたしがやる」「わたし、わたし。。。」と何でも自分でやってみたい・・・・と
いうときがありますよね。
そん時に親は「危ないから、汚れるから、時間がないから、あなたには無理だから、身体が弱いから
、、、」などの理由で、とその経験を横取りしてしまい、子どもの前向きなやる気や熱意を
くじいてしまう事があります。
しかし、子どもは、僅かな事、ささやかなことにおいても、
生活の中の主人公でいられる自分を認めそれを積み重ねて、自己信頼を獲得していくのですね。
このことは、幼児のみならず、不登校やひきこもりの子どもたちにも言えることではないでしょうか?
例え今は、学校に行っていなくとも、社会と直接繋がっていなくとも、日々の生活は過ぎて行きます。
その日々の生活の中で、「主人公となる場面がある」ということが、実は子どもの自己肯定感を
高めていく事になると感じるのです。
ささやかな事と思われることでも、本人が自主的に家族に貢献したり(例:家族の料理を作る・
新聞を取ってくるなど)新たな事に挑戦したり(例:専門的な本を読む)、興味を持つことに出会ったり
する中で、生活の主人公として生きる自分を確認出来ていく事が外に繋がる一歩になっていくと感じます。
「主人公である」という子どもの一こまの経験を横取りしない親になりたいですね。
Posted by minoちゃん at 07:33
│子育ち・親育ち