2009年06月22日
『完全でありたい』・・・

セシリアが給食の時間にヤマ盛りによそってもらったスープを、ひっくり返してしまい
全身スープだらけになったと言って帰ってきました。
思わず『泣かなかった?』と聴いてしまいました。
『はあ~???母ちゃん、何で3年生にもなって泣くんだよ~。。。
」と言われてしまいました。
「私が3年生の時分なら・・・」と考えてみたならば、絶対に泣いていたはずだからです。
当時のminoは、『しっかりやらねば。』『完全でありたい。
』と願う子どもでした。
完全であるためには、失敗は許されません。
失敗してはならないと、いつもビクビクしている子どもでした。
みなの前で失敗した姿を見せる勇気の無い子どもでした。気の小さい子どもでした。
ですから、自己肯定感も低かったのです。
失敗を笑い飛ばす事など出来ない子どもでしたから、みなの前で恥をかく様な事があれば
恥ずかしさのあまり、きっと泣いてしまっていたと思うのです。
セシリアのようにスープをかぶってしまったとしたならば、その哀れな姿が恥ずかしくて、
失敗した自分を責めまくっていたと思います。
(何々??? 今のminoからは想像が付かないって?・・・・人間は変わるんです!!
)
セシリアには「スープをこぼしてしまってどうしたの?」と聴くと
「『せんせ~い!!ションベンしたみたいになりました~っ!!
』って言ったら、
『おやま~、これは大変ですね~』と言って笑ってた。
そんで、気持ち悪いから保健室に行って洋服を借りたんだ。」と言う事でした。
「・・・・ショ・・ションベン・・・・
。」とは、、、、、たは~。。。。。
minoは、気の小さい子どもではありましたが、下品な子どもではありませんでしたよ。。。。
・・・・・・それでも人間は変わるんです!!。。。。。と信じたいです。。。。。。