2009年07月08日
何もいらないんだよ!

セシリアが、絵画展で何やらかの賞を頂いたとかで、
大喜びで帰宅しました。
以前から
「今回は、自信はあるんだけどな~。学年代表で選ばれるといいな~。選ばれたいな~。」
と言っていたので、本人も中々、満足のいく出来だったようでしたが。。。。
まさか、賞までいただけるとは。。。。
授賞式があるとかで、担任の先生からもご報告のお電話を頂き、
先生には、日頃のご指導への感謝を述べさせていただきました。
学校ではお友だちが「おめでとう!」「良かったね!
」
とお祝いの言葉を口々に言ってくれたそうです。
そして、
セシ 「母ちゃん、友だちは『セシリアちゃん。今日はケーキ買ってもらえるね。』
とか『ゲーム買ってもらえば。。。』なんていうんだよ。」
mino「そう。じゃ~、ケーキを用意しようか?」と聞いてみると
セシ 「そんなものいらない。何にも特別なものなんて必要ない。でも早く、賞状を手にしたい!」
mino「そう。母ちゃんも、早く絵を見たいな!でも、ケーキぐらいなら遠慮しないで、今から用意するよ。」
セシ 「そんなんじゃないんだ。嬉しいんだから、物なんかいらない。何もいらないんだよ!」
mino「そうか。物なんかでお祝いしなくても、お兄ちゃんもお父さんも喜んでくれるもんね!!」
minoも本当に嬉しかったです。
それは、セシリアが受賞したからではありません。
そうではなくて、セシリアが、『本当の喜びは、物などには換えられない。』という
誇り高い喜びを理解してくれたからです。
今まで、褒美でつるような育て方は、して来ませんでした。
(「○○ができたら・・・を買ってあげる」とか「○○になったら・・・に連れて行ってあげる」とか。。。)
お陰で、“努力した喜び”“達成した手ごたえ”“受賞した幸せ”・・・
『そのもの自体の喜びを素直に感じ噛み締めてくれた』という事が、
minoにとっては、とても嬉しかったのです。
セシリアの言うとおり、ケーキは用意しませんでした。
その代わり『嬉しいときのプ~さんホットケ~キ』が登場しました。
我が家では、ささやかなるも、プ~さんは、“喜びのとき”に登場します。
父の日以来の登場でした。。。。。プ~。。。。。
セシリア、おめでとう!!!!!。。。。プ~、プク、プ~。。。。。
