2009年07月13日
性教育

来た来た~っ!!ぬはっ!!
小学校6年生!太郎吉!!
とうとう、来た~っ!!
太「母ちゃん、“せっくす”って知ってる?」と不意に質問して来ましたよ。
・・・・(まるで、“ひらがな”に聞こえました。)
「いつ頃、どんな顔して聞いてくるんだろう?」
って思っていましたから。ムフフツ。
太郎吉は、真面目にでもなく、ふざけた訳でもなく、
でも、私を試したいそぶりで、少し上目遣いでした。
こんなときが来たら、誤魔化すことなく、毅然として
伝えたい、教えたいと思っていましたから。
mino 「セックス?もちろん知っているよ。セックスとは、生物学的な性でね、
体の違いを言うんだね。お○ん○ん、おっぱい。違うでしょ。そして
ジェンダーというのもあるんだけど、・・・・」
太 「母ちゃん、そういうことじゃなくて、行動的なことだよ。
つまり、男女が裸でこうする(抱き合う格好)んだ。
クラスのエロ博士のTは、そこの所を良く知っているんだよ。」
mino 「え~?ちょっとまっておくれよ。・・・ってことは、太郎吉とかあちゃんが裸でこう、ムギュ~っ
とするんかい?」
太 「おいっ!母ちゃんっ!!そりゃ、“エロい”って言うより“キモイ”だろっ!!
」
mino 「うん。そりゃ、そうだね。母ちゃんとはやらない“エロイ事”か~・・・・。」
太 「そうだよ!Tが言うには、男と女が布団の中でするらしい。。。(ニタニタ)」
mino 「うん。うん。なるほど。そうだね。
でも、きっとその行為には“エロ”以外の意味があるんだね~。。。
どんな意味があるんだろう?」
太 「んも~、、、いいよ。母ちゃんと話していてもつまんないや。」
mino 「つまんない?ありゃ?大事な話だよ!人類にとって!偉大な話さ!」
といって、太郎吉は私の困った顔が見られずにガッカリしたのでしょうか?
まさか、親子でエロイ話をしたかったわけでもないでしょうから。。。
「つまんない」といいながらも、太郎吉は、少し満足そうでした。
『自分は、こんなことも、もう、知っているのさ!』と言いたげでした。
言ってはいけない。見てはいけない。触れてはいけない。。。。
そんなタブー感が“セックス”という言葉にはあるのでしょうね。
その、「タブーにも触れられる年代に成長した」と言うことを示したかったようにも思います。
「こうして、親は子どもから“試されるという場面”が増えてくるのかな?」などと考えながら
子どもの成長を嬉しく思いました。
私は、困ることも無く、怒る事も無く、恥ずかしがる事も無く、
「何から伝えたらいいかな?」「どう伝えたら、いいかな?」と考えながら、
真剣に太郎吉の話を聴いていました。
いつも通りのリズムで対話したので、この話については“つづき・・・・”が
可能となりました。
「第1回 性教育」はこうして終わりましたが、次には、『エロと愛』『体の発育』『家族の発達』
位までは行きたいです。
ワクワク・・・・。