2010年08月15日
心のこして佐渡島

↑ 美しい佐渡
帰ってきました。
埼玉・上尾と新潟・佐渡に帰省していました。
上尾はminoの実家。
長男家族と母と久しぶりに食事が出来て嬉しかった。
義妹が『え~っ???!!!!
お姉さん、今度はマラソ~ン?
お姉さんは、毎度帰ってくる度に、全く違う分野に挑んでいるよね~。』
って、、、、、。
そういえばそうかも知れない。
義妹ちゃんに言われて、
「全く違う分野への挑戦・・・それが、minoの生きる力になっているのだ」
と気づきました。
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佐渡では、7月に100歳になった明治生まれの大きいばあちゃんが入院中。
全身にチューブがつけられ、意識もなく荒い息遣いでベッドに横たわっていました。
去年の今頃は、あんなに元気だったのに・・・。
回復は見込まれないのにいろんな注射をするのですね。
大きいばあちゃんは、今、どう思っているのかな?
と考えると、涙がこぼれました。
現代の医療のあり方に疑問を持ちました。
老々介護で大変なのが、昭和生まれの小さいばあちゃん。
来年の佐渡ウルトラ遠足206kmに向けて少し走ってみたかったけど、
ばあちゃん孝行を優先しました。
孝行になったかな?
セシリアは、今だ佐渡に残って親戚中を親善大使で飛び回ってくれています。
どんな人ともすぐに打ち解けてしまうセシリアは
「うちにも来いっちゃ。うちにも来いっちゃ。」と引っ張り凧らしい。
今回の帰省で、走る人になってから佐渡を見渡すと、
佐渡は素晴らしい島だと、はたと気づきました。
出来れば、移住して走り倒したい。
そう言ったらセシリアだけが賛成してくれました。
「私もここの小学校に通いたい!」と。
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いろんな思いを島に残したまま、minoは、帰宅早々静岡を走っています。
本日は、瀬名を走りました。
竜爪街道を平山に向かって行き、途中、平山温泉あと1km地点で引き返し
長尾川に沿って戻ってきました。
長尾川リバーサイドRUNも素晴らしいコースです。
青く広がる空と川を渡る風に包まれ
大きいばあちゃんと会話しながら走りました。
大きいばあちゃんが今、心安らかでありますように。