2010年09月11日
「入ったよ!」宣言

太郎吉が改まってこう言いました。
太 「母さん、入ったよ!」
mino 「入った?どこに?」
太 「僕は、思春期に入ったんだ!」
mino 「ぬえっ?」
(思春期って梅雨みたいに「入ったよ宣言」するもんなのかい???)
「あ~、確かに太郎吉は思春期に入ったようだね~。」
(ここんところ雲行きが怪しくて、どんよりしたり、嵐になったり、
急に日が差したりね~。あ~、ほんとに梅雨みたいだ。)
「思春期に入ったって自覚ができてよかったね~。
そういや~、母さんは、更年期に入ったよ。」
太 「けっ。なんだいそりゃ~。」
mino 「・・・今のは聞き流しておくれ・・・・」(シュン)
太 「入ったついでに言うけど、
僕は母さんの『僕への評価』は不当だと思っているんだ。
中学に入ってから、僕はかなり頑張っていると自分でも思う。
クラス一、頑張っていると言ってもいいくらいなんだ!
だから、もっと評価してしかるべきだ。
もっと認めてくれてもいいはずなんだよ!
僕は、何せ毎日を精一杯頑張っているんだからさ!」(ぷりぷり)
mino 「あ~、そりゃ~そうだね~。確かに頑張っているのはわかっているよ。
ちゃんと見てもいるよ。悪かったね~。確かにネ。
認める言動、表現をもっとしていくよ。」
太 「それなら『太郎吉、ファイト・ファイト・ファイト』って三回言ってみて。
それで、また頑張れるから!」
mino 「よっしゃ!!お安い御用だ!!
♪ フウ~ッレ~イ!フウ~ッレ~イ!太・郎・吉っ!
ファイトッ!ファイトッ!ファイトッでウオ~ッ!!!
」
太 「ウフフ、明日も頑張れる。」(ニコッ)
『僕への評価』は不当だと大人びた言い方で怒りを表現してみながらも
『ファイトって三回言ってみて』と言い
そうしてあげるとニコッと幼く笑って見せた。
あはは、
思春期は子どもでもなく大人でもなく、、、、。
まるで新しいものにでも生まれ変わっていくような
予想も出来ない心模様。
予想も出来ない喜怒哀楽。
やっぱりこりゃ梅雨だ!
「今日の天気は、な~にかな?」
と、見守りながら
『いつも君を見ているよ』と言う姿勢をもっと伝えていこうっと!