2010年09月22日
『クレージーmino』

知らぬが仏。
怖いもの知らず。
・・・・・といいますが、今回のウルトラマラソンは、すごくリラックスして臨めました。
お話しを伺ったところ、通常、ウルトラマラソンを走る人は、フルマラソンを3~4年
経験してから(この位で自己のマラソンピークを迎えるそうです。)
ウルトラに移行する人が多いそうです。
それを、
「マラソン始めて半年。フルの経験1回。しかもタイムが5時間。(おそ・・・)」
発する質問も未熟者丸出しだから「そんなことも知らんで走る気?」みたいなことが
多かったと思いますが、皆さん丁寧に教えてくたのです。
この未熟さをズウズウしさだけでカバーしている天下の更年期おばさんが、
ケロリとワクワク参加して来ているものですから、
「minoちゃん歳いくつ?すっごいよな~。クレージーよな~。」
と、付いたあだ名が『クレージーmino』という大いなるあだ名をいただきました。
そんなminoが、まさか完走できるなんて思ってもみなかったという人も多く
居られたのは当然です。
「んで、どうだった?minoちゃん。
うえっ?完走したん?うっそや~ん。こんなんえっらい峠を3個も・・・
初めてで?
う~、あたしなんか、今回リベンジ3回めでやっとなんよ~。
え~・?・?・?・?・っ。」
「あはあはあは。 坂ダッシュ得意なんです。
我が家が山の天辺にあるんです。(どんなん家よ・・・ちょっと大げさ。)
山走るの大好きで、平坦は苦手。
このコース、変化に富んでて最高楽しかったんで。。。。。」
「やっぱ『クレージーmino』やんな~・・・」
変に感心されました。
実は、今回「完走できるかしら?」という不安や心配は一切なく当日を迎えました。
「絶対に、どんな事があっても、走りきれるぞ!」という
前向きな思いしかありませんでした。
勇気がみなぎっていました。
だって、私には、リベンジする時間もお金もないのですから、崖っぷちです。
崖っぷちに立ったら、後はもう、空を眺めて“勇気”を振り絞るだけ!
いつもそうやって生きてきました。
『クレージーmino』は崖っぷちに立つ事が嫌いでないのです。
(あっ!やっぱり私も“ドM”だ。
)