2010年11月05日
「第30回くさなぎ井戸端会」ご報告

H22.6.24(木)に開催いたしました第30回くさなぎ井戸端会の内容をまとめましたので
ご報告いたします。
参加者18名
テーマ:: 『将来を見通した子育て』
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[今の悩みや心配事はありますか?]
・やる気を引き出すにはどうしたらよいのでしょう・・・
①宿題をやってから遊ぶことができない。
親は宿題はやらないといけないものだと考えている。他の勉強はやらなくても、
せめて宿題だけはやって当然という、親の願いもある。絶対にやらせてから遊びに行かせたいが、
本当にそれで良いのだろうか・・・
②帰宅後なかなか宿題に取り掛かれない。下の子が寝付いてからが宿題時間となるため、
遅くなってしまう。もっと早く取り掛かって欲しいのに・・・。
大事なことは、宿題を主体的にやれるかどうか、母がいなくてもやるかどうか・・・。
宿題は本来子供の問題であり、親が無理やりやらせるものではないはず・・・。
もし苦手で手につかないのであれば、その内容に注目したり、取り組めない理由に目を向ける必要がある。
下の子が寝てから・・・については、ゆっくりお母さんに関わってもらえるその時間を待っているのかもしれない・・・。
③小学校3年生まで普通学級ですごしたが、3年生の1年間は教室に入ることができなくなり、
4年生から支援学級に編入した。普通学級にいた時は、教室に入れない分、家庭での時間を使って
勉強しようとする、一生懸命さがあったが、支援級に入ってから、皆に追いつこうとする意欲が
なくなったように見える。音読など、やっていないことも上手にごまかしたり、
うそをついたりすることがとても心配。
普通学級にいた時はお客様だったのが、支援級に入ってクラスの中での存在があり、今までとは
全く違ったエネルギーを使っていることが考えられる。
様子をみながら、例えば音読をすすめる時なども、声かけの工夫が必要なのかも・・・。
「音読をすると、すごく頭が良くなるんだって~」と、何度も声かけしたり、交代読みをしながら
、最後は「見守っているからやってごらん」といった、安心感とやる気を促してみる・・・など。
[将来どうあってほしいと考えますか・・・?]
社会に繋がって欲しい
自分で稼いで食べていける人に・・・
親がいなくても生きていけるように・・・
税金を払える人
一人になった時に、社会で生きていける子
望みはそこにあっても、社会情勢の現実(離職率、不登校、自殺率などのデーター)がある。
小学校低学年でも、夢をもてない子、どうせなれないからと諦めてしまう子がとても多い中
子供の夢に「それ、いいね!」と寄り添える大人の存在が大切。
興味を持つことから生きる力に繋げたい。
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くさなぎ井戸端会は、どなたでも自由にご参加いただけます。
お気軽にお越しください。