2012年05月24日
八ヶ岳野辺山高原 100kmウルトラマラソン完走記③

今回も、お呪いと暗示で乗り切ったウルトラ100㎞。
さて、多くの困難、苦難、喜び、感謝、勇気づけ、アクシデント・・・・
に見舞われた大会でしたが、どんなもんかというと・・・。
まず、スタート地点のアクシデントから始まりました。
前回の富士五湖ウルトラでは、送迎バスの遅れからスタート地点に立ったのがスタート15秒前。
今回は、さらにそれを更新し、何と・・・10秒前。
トイレ渋滞のため、ぎりぎりの整列。
うまいこと前の方にスルリンコと入り込み、
10カウントしながら、パンツのずれを直し直しスタートする始末。
そして次に訪れたのが、早くも苦難。
走りだして早々の整備されていないトレイル状態の山道は、minoの故障箇所を懲らしめ
これでもか、これでもかと激痛を与え続け叩きのめそうとするのでした。
しかし、痛くて、辛くて、悪いことだらけではないのがウルトラ。
感謝、感謝は、5㎞間隔に設置されているエイド。
新鮮な果物やおにぎり、そば、うどん、、、、など
心づくしのエネルゲンがボランティアの皆様によって準備されていました。
そして、困難。
あまりに美味しいおにぎりや果物をバクバク食べて走っていれば、
当然なる自然現象が訪れるのは想定内ではあったのだが・・・・。
急な下り坂では、腹筋を十分に活用するわけであるが、腹筋が腸や膀胱を刺激したのか
ここで何と、急を要する生理現象勃発!!!
予断を許さない状態に、
思わず駆け込んだそこには、先客が屈んでいた。
「あら、ごめんなさい。では、私はあちらの方で。。
。」
と、仲よく青空トイレット。
スッキリしたところで、急に不安が・・・
「このペースで、果たして、完走できるのか?」
と。。。
タイミングよく近くを走って来た方に「この調子で完走できますかしら?」と尋ねたら
その方は今回完走すればデカフォレスト(野辺山ウルトラ10回完走者)となる
経験を積んだ野辺山の神だったのでした。
「私は故障中だが、どうしても、完走したいので、
後半のポイントとなる走りの組み立てをアドバイスしてほしい。」
とお願いすると、親切にも快く応じてくださり、最後まで付かず離れず
minoの走りをサポートしてくださったのでした。
お陰様で、後半の走りは、このTさんが下さった勇気づけにより、
何の迷いもなく、自分を信じて走り続けることができたのです。
そして、喜び。
ゴールでは、大勢の方に完走を見守っていただきました。
この達成感と喜びが、今後のウルトラ人生の大きな支えとなるのです。
。。。。。。アクシデント、苦難、感謝、困難、勇気づけ、喜び。。。。。。。
山あり谷ありのたった14時間の人生劇場では、
おつりの来るほどの経験ができるのです。
ほれごらん。
やっぱりウルトラ最高っ!
バンザ~~~イ!!!