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2012年11月20日
出来悪な子ほど可愛いい

何やら、わが家の2階ベランダで大騒ぎ。
唐揚げを揚げる手を止め行って見ると、
ベランダの明かりを煌々と点し、2階の屋根に向かって大騒ぎするバカ子ども二人(15歳と12歳)。
屋根に上がった生後半年の子猫のゴルベーザ(♀)を降ろそうとして、下から懐中電灯やほうきを突き上げ、猫撫で声を出し、舞い踊っている。
その奇っ怪なアホくさ子どもの姿を見下ろす、己知らずのアホ子猫。
…ったく…アホくさ。
美味しく揚がっていた唐揚げがだいなしやないのん…
と、思わず
『うりゃあ〜二人と一匹っ!何しとんかいっ!
うじゃうじゃ、うぎゃうぎゃ騒いだら、怖がって降りて来ないだろうが!ホッとけ!落ちて死ぬのも運命じゃ!何度繰り返し、阻止ても 上るんだから本望じゃ!
知らんぷりすりゃ、不安になって、仕舞いに『下ろしてくだされ…ふにゃららら』と鳴くのが子猫じゃ!
そうでなければ、この寒空に、可哀相にと闇夜のカラスが、さらって行ってくれるわいっ!」
と怒鳴った声が からっ風に吹かれて、近所中に飛んで行った。トホホ。
二人のアホ子どもは『そんなもんかね〜 ?』と怖ず怖ずと自室に戻って行った。
唐揚げを揚げにキッチンに戻ると 何事もなかったかのように 油の跳ねる音を楽しむ。
『そうだった!明日からの旅仕度!塩を持って行かなきゃ!』と 塩をかばんに仕舞おうとすると…
そこには つぶらな瞳で 『どうぞ わたちも 連れニャッて〜』と あの屋根の上から戻って来たアホ子猫が、バックの中に身を潜めていた。
出来の悪い子も可愛いいが、出来の悪い子猫は さらに可愛いい。
只今 新潟から佐渡に向かう佐渡汽船より。
やっぱり、アホ子猫 連れて来ないでよかったよ。
船に寄り添うようにして飛ぶカモメ目掛け、 ドボンと海中に落下するのがせきのやま。
出航の汽笛がなっています。
『佐渡おけさ』の歌が流れています。
厚い雲、風強く、波高し 。
行ってきます。

Posted by minoちゃん at 13:12
│ウルトラへの道