2013年06月28日
久々のおやま

梅雨空で雨続き。
竜爪山には、しばらく行っていなかったが
本日、仕事もオフで天気も持ちそうなので
久々にトレイル・トレーニングに行って来た。
「今日は誰かと会えそうかしら?」
と考えながら、木の根がボコボコ、ガレた岩が凸凹ある急坂を
ぶっふぉぶっふぉと登っていた。
そこで出会ったのは、、、
子どものニホンカモシカ。
minoのぶっふぉぶっふぉに驚き慌てて
数歩離れてからこちらを恐ろしげに覗いていた。
実は、ここのところ竜爪に行くたびに新たなニホンカモシカと出会っていたので
今日も会えると予感がしていたのだ。
「今日のは、小っちゃくって、黒くって可愛い!!!」
と思わず写メするも
ぶっふぉぶっふぉの高心拍数により
手振れ酷く、可愛くもなんともなく写ってしまった。(残念・・・)
“小黒”(しゃおへい)と勝手に名付けた。
小黒と別れてしばらく行くと
何やら上空からにぎやかな声。
「あ、、、“水曜にいたしましょう”のメンバーが下りてくるっ!」
と思った。
そうです。
竜爪で知り合った60歳以上の方々の男女混成のパーティーで
『なんとな~く、みんないつも水曜日に出会い
なんとな~く文殊岳で昼食を摂るようになって、
今では、毎週水曜日が登山の日になったのよ。」とメンバーの一人の品のある女性が話してくれた。
以来、minoの中では、彼らを“水曜にいたしましょう”と勝手に名付けていた。
今日は金曜日だが、ここのところの雨続きで水曜日の登山は流れ、
本日、金曜日の“水曜にいたしましょう”となったのだそうだ。
久々のおやま。
本日、登りはmino新記録。
タイムを4分縮めたのであった。
ぐふふふ。
やっぱり、竜爪は難しい。
格好よく、早く駆け抜けるには
とっても高度な技がいる。
梅雨の合間を見計らって
ぶっふぉぶっふぉと
しばらく竜爪に通うとするか。


2013年04月23日
天空のおやま暮らし

こうと決めたら必ずそうしてきた、これまでの人生。
実現するまでやり続けてきた。
あきらめなかった。
途中で、投げ出さなかった。
夢をかなえる人・・・とは
やり続ける人。
だから、今回もあきらめない。
例え、何年先になっても
おやま暮らしを実現するぞ!
どうしても、“生クマ”と出会った俵峰に住みたい!!!
俵峰は、県道にある俵沢という集落から4㎞離れた距離にあり
地上から500メートル上空にぽっかりと浮かぶまさに“天空の村”。
そこに50軒の集落があるのだから、本当にびっくり!すごい。
感動!!!!
そこは、まるで別世界が広がっている。
上空から眺める周囲の山並みは迫りくる美しさ。
まるで、孫悟空になったような気分で下界を眺めると
何もかも全てが、まるで大したことではないように感じられる。
昔は、俵峰というだけあって、米作も行われていたらしい。(今は作られていない)
現在は、水がきれいなため、わさびの栽培とお茶畑が広がっている。
いつの日にか、ここに住んで、
晴耕雨読。
晴走雨想。(mino造語・・・晴れたら走り、雨が降ったら瞑想するのだ!)
必要最低限の物の中で
貧豊(ヒンポウ・・・mino造語・・・物質的に貧しくても豊かな精神状態)な生活
をしてみたい。
天空のおやま暮らし
あきらめないで、ご縁を求めて空家の貸家を探し続けるぞ~~~お!!!
2013年04月07日
オクシズに魅せられて

野田平の茶畑【↑写真】
ただ今、移住に向けて活動中!!
今年から、竜爪山を走るようになって、山に魅せられ、
とうとう将来は、どこかの山の集落に住み着きたいと考えるようになっていました。
仕事のオフの日には、山を足で走っているか、車をかっ飛ばして巡っているか・・・。
山にいるとホッとします。
奥安倍、藁科奥が特にお気に入り。
空家は方々にあるのだけれど、
持主の居所がつかめない、
1年に一回帰ってくるから置いてある、
貸すとなれば手を加えなければならないから面倒くさい・・・
などの理由から、なかなか貸主が見つかりません。
「静岡市中山間地域空き家情報バンク」にも登録しました。
住民の方にも探していただいています。
願いは、いつか叶えるもの。
チャンスが到来する日まで、あきらめずに探し続けます。
***************
最近、ウルトラレースを完走しても、以前ほどのワクワク感や達成感が味わえません。
レースでは、すべて自己責任ですが、それでもランナーはある程度の安全を確保されています。
ただ一人の山行きでは、シカに会おうが、クマに会おうが、滑落しようが、道迷いしようが、怪我をしようが、
助けてくれる人はいません。、
すべて命がけの自己責任の上に成り立っています。
単独山行きで得られる、
どんな場面に出くわすかわからない、その緊張感、
無事に帰れてほっとする安心感、
目標の距離を時間いっぱいに走り切れた達成感は
私の中では、ウルトラマラソン大会を超えてしまい、たまらなく魅力的です。
冒険は命がけだから面白い。
私の中で、ウルトラんマラソンは冒険ではありません。
今、私の冒険心を満たしてくれるのは『単独山行き』です。
そして、単独山行きに飽き足らず、クマの降りてくる村に移住を考えています。
本日の安倍奥は
← 俵峰、
野田平、玉川地区。。。。を巡ってきました。
クマの降りてくる天空の村。
今日も素晴らしい天気に恵まれ、
茶畑が光り輝いていました。
【↑ 俵峰の竜爪山登山口】
2013年04月04日
クマ美との遭遇

3月24日伊豆大島ウルトラマラソンは、それなりに無事完走!
その後、いろいろと多忙につき、ランニングやおやま行きやブログ更新も儘ならず
本日、久しぶりの『竜爪山おやま行き』をしてきました。
本日は、竜爪山より俵峰を目指しました。
天気も良く、登山者もいつもより多め。
行き交う人とおしゃべりしながら、久しぶりの竜爪山をゆっくりと登って行くと
何やら上空が騒がしい。
ヘリコプターだ。
3月末の遭難者を本日は則沢方面にて捜索しているとのことで、辺りは騒然としていた。
そこへ、前方よりII野さん登場。(以前道案内をしてくださった山のおじさん)
「やあやあ」
「まあまあ」
とご挨拶を交わし、しばし、山情報の交換をした後、
I野さんは、遭難者を探すといって則沢に向かった。(ただの野次馬根性じゃなきゃ~いいが・・・・)
その後、1週間前に薬師岳付近の階段でこぐまと出会ったという方ともお話をする。
「こぐまは、本当に可愛い。5分ほど話をしたが、よ~く聞いてくれる。」って、とろける様に言われる。
このおじさん、こぐま相手に一体何を話し込んでいたんだか。
母親熊は見当たらなかったというが、おじさんの優しそうな雰囲気に包まれる我が子を藪に隠れてみていたのかしら?
その薬師岳より4.5㎞先の俵沢方面に向かう。
緑の植物が地面を覆い始めていた。
俵沢方面へのトレイルは、下りで道もよく走りやすい。
途中、熊笹のトンネルをしばらく潜り抜けさらに下って行くと俵沢分岐の標識が現れる。
道迷いの心配はない。
開かれた踏み道を確実に進む。
更に山を下ると、アスファルトの道路が見えてきた。
林道出合いで工事中のおじさんに道を尋ねると
「ついこの間、俵沢の小学校に熊が下りてきたらしい。」と教えてくれる。
今日は、クマ情報が2件。
クマさんや、確実に冬眠から目覚めたな。
俵峰方面に下り始めると
← 「一本松」
の看板とお地蔵様。
その先を更に下って行くと、放置されたわさび田があるはず。
安倍奥は、わさびの発祥の地。
伊豆・天城のわさびは、ここのものが移されたのだそうだ。
わさびが自生するほどの沢なら、さぞかし水がきれいだろう。
そこで、顔を洗おう・・・・と沢を目指す。
美しく緑に輝くわさびの沢が下方に見えてきた!
が、その前に、崩落し黒と黄色のトラロープがはられている崖を渡る必要があった。
真新しいトラロープをしっかりと握り、崩れかかっている地面に足場を探す。
昨日までの雨で更に地面は不安定。
するとあっという間もなく、足がすべり、、、あわやッ!!!!
『うぎゃッ~!!!!』
なんと52歳のminoは、トラロープに宙吊りとなってしまったのです。
脚力には自信があるものの、腕力は今一。
手を離せは、まっさかさまに崖の下落ちていく。
すると、沢の方で『ガサッ!!!』
と大きな音がしました。
見ると、真っ黒なクマがこちらを見て・・・・
目が合ったのは一瞬でしたが、くるりと後ろを向くと一目散に反対側の斜面を登って逃げて行きました。
『く、くま美…。』 (名前を付けてみた)
何と美しい黒光り。
豊かな腰、ふくよかでまあるい背部。
右に左にゆっさゆっさと体を震わし
転がるように逃げていく姿は愛くるしく
、、、まるで、渡辺直美。。。。
直美直美、くま美。。。。
こぐまは、辺りには見当たらなかったね。連れていなかったのかい?
トラロープに宙づりになり、サングラスをかけ服を着た、できそこないのオラウータンみたいなminoが
突然現れて、驚かしてごめんね。
暖かく晴れた、丁度、12時、お昼時。
沢の水で体を冷やしたかったのはminoだけではなかったのでした。
俵峰の集落まで後1.5㎞でしたが
これ以上、くま美を驚かしてまで集落に降り着く気持ちも無くなり
引き返して帰ってきました。
帰り道、体がワナワナと震えてきまいた。
クマと出会った恐怖から?
いえいえ、
町から1時間ほどの山の中で『生のクマ』をみた感動からです。
動物園のクマではないのですよ。
生クマですよッ!!!!
「10年間この方、通って来ているけれど、クマなんて見たことないよ」
と言われる登山者が多い中
minoは、2か月で生クマに出会えたんです。
こんなラッキーなことってありますか?
んもうもぅ、『よっしゃ~!よっしゃ~~~!!』と拳を握りしめて竜爪山に戻りました。
俵峰は移住してみたい集落なのですが、
『クマの降りてくる天空の村』
地上より500メートル中空にぽっかりと浮かぶ集落なのです。
『ほ、ほんとう~~~、や、やっべ~~~~~っ!!!
ス、ス、住みて~~~~~っ!!!』
と叫びながら竜爪山を後にしました。
2013年03月17日
シカ男との遭遇

本日のトレイルは、11時スタートと遅出になってしまったため
『柏尾峠から竜爪山・ピストン』としました。
山に入ると、これまでと温かさが違う。日差しが違う。そして、匂いが違うとすぐに感じました。
春です。
草や木が芽吹き、山の獣たちが確実に動き出しています。
これまで、あまり見かけなかった排せつ物(うんこ)などを至る所で目にします。
明らかに木々の擦れ、たわむ音ではない、動物らしきものの声が上の方から響きます。
・・・猿?
とにかく、すべてが息づき始め、動き出したぞ!!!
『熊さんは、冬眠から覚めたかしら?』
と、心配しながらも、何度か走っている道なので、少し余裕のトレイルです。
しかしながら、9日のフルマラソンでの後遺症である、右ハムストリングスの痛み、ツレ、痺れは
一向に良くなっていないことに気づき、がっかりもしました。
今週末、23日には『伊豆大島ウルトラ100㎞』を走ります。
その結果によっては『川の道・フル』を断念しなければならないのではないか・・・とも考えています。
故障個所を気遣いながら、焦る気持ちを振り払い
『今日は、焦らずゆっくり景色とトレイルを楽しもう!』
と決めました。
到着した穂積神社・竜爪山は、日曜日の今日、沢山の登山者たちで賑わっていました。
私も一緒になって、賑やかしく、やりたかったのですが、時間に余裕がありません。
『爆弾』(直径10㎝程の球形・ソフトボール大)と名付けた握り飯を1個お腹に収め、
スグにピストンで飛んで返しました。
帰りは、下り。
いい調子で、気持ちよく走って帰ります。
ところが、「行きは良い良い 帰りは怖い 怖いながらも通りゃんせ 通りゃんせ」なのでした。
柏尾峠まであと10分というところで、事件(?)は起こりました。
トラバース道を気持ちよくカーブし直線コースになった途端、目の前に大きな物体が!!!
反射的に
うわッ!!!
と、大きく叫んでピタリと止まりました。
すると、大きな物体もすわッっと後ろに飛びのきました。
それは、ニホンカモシカ 特別天然記念物さまでした。
「ニホンカモシカは人に危害を与える動物ではありません。
ほとんどの場合、人を見かけると、その場から立ち去ります。」
というのですが、シカ男(名前を付けてみた)は、一向に立ち去る様子もなく
その場でにらめっこ。
その距離は、わずか、3メートル。
どうしよう。
脅かして襲い掛かられてもしょうがないし、、、、、
そこで、
笑顔を向けてみた。
首をかしげてみた。
財布の鈴をチロチロと鳴らしてみた。
少し後ずさりしてみた。
それでも、シカ男はピクリとも動かないのです。
「通せんぼかよ。
じゃんけんぽいって、してみようかな?
minoのワイルドヘアーをもっと膨らませてみるかな~?・・・」
などといろいろ考えてみましたが、
「ここはシカ男の縄張りだ。私が退くしかないのだ。それが、礼儀ってもんだろう。」
と気づいたのでした。
仕方がないので、来た道を少し引き帰し、カーブの向こうに隠れるようにして5分ほど待ってみました。
そして、そろりそろりと、シカ男の姿を確かめようと前に出てみたら、シカ男はいなくなっていたのです。
「はは~~~ん。音もなく消え去るなどと、さっすが、特別な天然記念物さまだな。」
と馬鹿なことを考えていたのですが、何やら頭の上に強~~い視線を感じ、見上げると、、、、、
シカ男ッ!!!!
私の上に回って、下にいる私を見下ろしているではありませんか。。。。
『シ、シカ男。。。
それは、脅しか?
それとも、おともだち作戦か?』
と、心の中で尋ねてみた。
でもよく見ると、可愛い顔をしている。
耳が円くて眼がでっかくて、愛嬌がある。
ここは、勇気をもって前進しよう。
『私は、あなたの敵ではない。あなたは、私の敵ではない。はい、ごめんなすってよ、へいさっさ。
私は、あなたの敵ではない。あなたは、私の敵ではない。はい、ごめんなすってよ、へいさっさ。』
と心の中で唱えながら、下を向き、ゆっくりゆっくり歩いてシカ男の視界から外れて行きました。
後は、脱兎のごとく、一気に柏尾峠に向かって、転がるように走り抜けたのでした。
私は、愛玩動物を手名づけるのが上手く、ムツゴロウさんの弟子にもなれるのではないかという自信もあったが
野生動物となるとムツゴロウさんどころか、無知ごろう の私は、
これからの季節、もうちっと勉強して山行きに臨まなければと思いました。
シカ男よ、次に会ったら、じゃんけんしようね。
2013年03月13日
春が来ているよ。

菜の花・・・一番好きな花。
私にとって春の訪れを知らせてくれる花が菜の花。
春の香りといえば、菜の花。
真っ黄色の菜の花。
しあわせ
無人で見つけた菜花。
ラッキ~!
春の味。
わさび醤油で
マヨネーズで
美味しかった。
やっほ~~~な春キャベツ。
甘い。
バリバリと生のままどうぞ。
本日、仕事帰り渋滞に巻き込まれ
「早く帰って、夕飯の支度しなくちゃなのに~・・もう~・・
。」
と苛立つも、のろのろのろのろ、一向に進まない。
すると、丁度、停車したフロイントガラスのその先に見事な八重桜。
「あ~、、、夜桜な季節やの~~~。夕飯、、、ま、いっか。春だもん。
」
先日、おやま の中で見~~つけた。
何の花だかわからないけど
とってもな黄緑色が春だよな~。
たくさんたくさん春が来ているね。
春は、何だか“リセット”な季節。
何でも新たにやり直しができるような、そんな気分になる季節。
わくわく、ふわふわ、ぽかぽか、だから、大好き!
ふ、ふ、ふあ~~~~っクしょ~~~~んッ!!!
・・・あ、花粉も全開・・・
こりゃ、大好きのうちには入らないけんど。。。。
春。
皆様の周りでは、いかがですかあ?
2013年03月05日
滑って転んで、側沢。

本日晴天なり。
山に行ってきました。
いつもの竜爪山は、今日も違った顔を見せてくれました。
雲の様子や気温、日の射し方や風の向きなどで、一日として同じ日はないのも楽しい。
今日は、とてもあったかかったです。
上着を脱ぎ、ロングTシャツ一枚で駆け抜けました。
コースも新しい道を発見しながら、ワクワクドキドキ。
家事などで(多少はしてます・・・。いひひ)出だしがどうしても8時を過ぎて
遅くなってしまうため仕方なく車で移動。
いつもの竜爪山登山口に駐車し
旧登山道から穂積神社に向かいました。
穂積神社から薬師岳へ向かう途中は、
長く整備された階段が続きます。
本日は、この階段を使わずに、
山の中の踏み道をたどりながら登りました。
文珠岳からは、雪をかぶった美しい南アルプスの山並みが伺えました。
さてと、いつものように引き返すのでは、脳がない・・・。
そこで本日は、竜爪山から則沢に降り、則沢から竜爪山登山口に駐車場に戻る、
竜爪一周コースを行くことにしました。
途中、則沢への旧登山道は荒れ果てているとの情報を得ていましたが、
「それもこの目で確かめたい!!!!」と
ワクワクドキドキ。
しばらく行くと
踏み道は崩れ落ちていたり
橋は壊れていて用をなさなかったり・・・
確かに、荒れて果てていましたが、
所々に人の手が入り
ロープなどで安全を確保できるようになっていました。
初めてのコースでもあり、また、トレイル初心者の私では、
走ろうにも危険すぎて走れない所も多く、
それでも気持ちは急いて仕方がなく、
『走っちゃいかん。死んでまう
。走っちゃあかん
。逝っちまう
。』
と変な掛け声をかけながら急な下りを小走りしました。
すると案の定、かつて経験したことのないほどに、ドッカ~~~ン!!!
と大~っきく、すっころびました。
倒れた際に、体を支えた左前腕部に、お尻の穴まで突き抜けるほどの激痛が
ドッキュ~~~ンッと電気のように流れました。
それでも頭の中はフル回転。
『ああ、きっと、こんな風にして、骨折して、骨が皮膚を突き破って出てくるような大怪我をするんだよな~。
なるほどな~~。勉強になったな~。今の受け身は、もう少し工夫できそうだ。。。』
などと考えているのでした。
とにかく、落ち着いていこう!!!
『走っちゃいかん。死んでまう
。走っちゃあかん
。逝っちまう
。』
と、繰り返していました。
則沢は、気持ちよく走れるような走り向きのコースではなかったですが、
細いロープを手繰りながら、切だった斜面を登ったり
いくつかの沢を渡ったりと
『ファイト一発』が数か所にあり、
是非とも、子どもと夫にファイトさせたいコースでした。
いひひひ。
旧則沢登山道入り口に辿り着くと、
眩しい日差しを一斉に浴び、一瞬にして視界が開けました。
森を抜けると茶畑だった。
緑に輝く茶畑を後に、ロードを走って竜爪茶屋まで行き、
そこの登山口から竜爪山登山口・駐車場に戻りました。
うきききき。
今日もまた、とっても楽しい、自分ぼっちの時間でした。
2013年03月04日
自分ぼっちの時間

自宅から走って行ける場所に1000メートル以上の山がある。
そんな何でもないことが、こんなに幸せなことだったとは。
でへへへ。
最近の私は、日頃の色々なしがらみから離れて
一人っきりになれる山を走る時間が最高に幸せ。
そこでは、全部自分自身になれるだから。
だから、どんなに山を走っても消耗しない。
逆に、心が満たされて元気になって帰ってくる。
自然の中にただ一人でいると、自分の深い深い、そのまた深いところの自分と会話ができるのだから
山にさえ行ければ、今の私にカウンセラーはいらない。
イマここに、ただ一人っきり。。。。
ああ、なんて贅沢なのでしょう。
自分ぼっちになりたくなると、飛んでいくのが竜爪山。
山の自然の中で、私はよそ者。
わずかな距離にけものの息使いを感じると
「ああ、ごめんなさいね。あなたも自分ぼっちで居たかったでしょうに。
今日は、お邪魔してしまいました。」
と謝りながら走り抜けます。
気の合った友人や切磋琢磨出来る仲間と過ごすのも楽しいけれで
自分ぼっちの時間もとっても素敵で今の私には、必要なものなのです。
明日は久しぶりに遠出が出来そう!
思いっきり、山を走ってきま~~~す!!
ぴょんぴょん、ぴょ~~~ん。
2013年02月24日
家族で竜爪

本日、良いお天気に恵まれ、太郎衛門とセシリアと私の3人で
竜爪山へハイキングに行ってきましたとさ。
いつもminoが、どんな山をどのように走っているかを見せたくて・・・。
結果、、、
太郎衛門は、真っ青な顔をして、途中の薬師岳で引き返し
セシリアは、文殊岳の山頂から素晴らしい景色を眺めたものの
『もう、二度といい・・・』とつぶやいた。
はてさて、、、、
母ちゃんのやっていることに賛同を得るための今回のハイキングは・・・・
理解を得るどころか、
「母ちゃん、ヤバスギル・・・」とお化けを見たような顔をされ・・・
ンま、理解してもらわなくてもいっか!!!
ってことに相成りましたとさ。

2013年02月14日
真富士山にファイト一発!

本日は、真富士山へと足を延ばしてみました。
“らんでおぶ”のメンバーのMちゃんが
「minoさん、真富士山は?」といった一言に胸キュン!
(なぬ?真富士山?そんな山があったんかい?)
早速、情報収集・・・
すると、、、
『真富士山は、身延山地ですが、駿河の山です。山名から、富士山展望の第一級の山のようです。』
って!
うほひお。
行くっきゃない!
冒険心に火が付いた。
早速ルートを調べると、穂積神社や竜爪山からのルートがありました。
行くにした!
往復16.5kmとみた!
トレイル用のバックパックを車に積み、ボンジョヴィの「 It's My Life ♪ 」をガンガン聞きながら
今日のトレイルにワクワクで出かけました。
真富士山は、初めての道程にして、所要時間も分からぬため、早めに家を出て、今回は穂積神社に車を止め
まずは、穂積神社⇒駒引峠へ向かうことにしました。
ブログでも書いていた方がありましたが、このルートは、崩壊も激しく、恐ろしかった~
『ファイト一発!!』ってなところが数か所あり、ファイト10発
・・・・・くらいしてしまいました。
んもう、命がけでした。
残雪には、獣の足跡。
「あら?タヌキかしら?イタチかしら?」
それが、道行くごとに大きくなる・・・
「・・・おや? シカ、、、かしら?」
「・。・。・。・。ク、ク マ 、か し ら?」
とにかく、早く駒引峠へ着きたい一心で、早い早い足さばきとなりました。
駒引峠⇒富士見岳までは、笹をかき分け進み、
到着した富士見岳からの眺めは生憎の天気で眺望は今一つでしたが
周囲の山々が迫り、『我ながら、遠く、高く来たわいね~~』
と、満足な景色でした。
一本杉⇒伐採地⇒真富士山と近づくほどに残雪が多くなり、
アイスバーンとなってきました。
道迷い、獣、滑落、言い知れぬ気配、、、など、いろんな恐怖とともに
幾度かのアップダウンを繰り返し、
真富士山まであと800m位というところまで来たときでした。
目の前の急な上りに、「コッチコチやデ~~~」というアイスバーンが
ド~~~ンと待ち構えていたのです。
ここは、標高差200mを一気に登る上り坂。
ランニング&トレイル用のナマッチョロいシューズで挑んでみましたが。。。。
3メートル登ると5メートル滑り落ち、3メートル登ると5メートル滑り落ち・・・
と何度か繰り返してみましたが、何とも不毛な挑戦でした。
「コッチコチやデ~~~」に行く先を阻まれ、
仕方なく、真富士山の山頂には立たずして来た道を引き返しました。
帰りは、もう、「ファイト一発!」するのは恐ろしくなり、駒引峠⇒竜爪山⇒穂積神社のルートで帰りました。
本日は、
穂積神社⇒駒引峠⇒富士見岳⇒一本杉⇒伐採地⇒真富士山⇒伐採地⇒一本杉⇒富士見岳⇒駒引峠⇒竜爪山⇒穂積神社
4時間半のトレイルでした。
必ずや、真富士山の山頂に立ってみたいから、「コッチコチやデ~~~」が姿を消したころに、又行こう!!
と決めました。
うふふふ。
2013年01月15日
雪の竜爪山、初登頂!

先月まで、コンディショニングのために通い倒したエアロビクス。
体の動きも滑らかになってきました。
そこで、今月は、トレイルで足腰のばねを鍛えようと、
一昨日は、清水アルプス縦走を試してみました。
草薙の自宅より山原山頂⇒柏尾峠⇒帆掛け山⇒梶原山と縦走し自宅に戻りました。
約4時間のトレイルランニングでは、腰はこったものの、疲れもなく、物足りない。。。。。。
ってことで、本日は、念願の竜爪山に挑みました。
初登山は、雪景色。
ザクザク、ズボズボ、ツルリ、ヅルヅル・・・・と
雪を踏みしめ進みます。
登山道入り口に車を駐車し、
上りは新道、下りは旧道を行きました。
穂積神社までは、雪ひとつなく、
その後、薬師岳、文殊岳と進むうちに
これが、静岡?
こんな近くの山に、こんな見事な雪!
素敵素敵!
初登山は、幻想的な山の世界を子供のように駆け巡りました。
地図を見ながらの超長距離ウルトラマラニックでは、
かつて一度もコースアウトせずに、ゴールに至ったことがないというほどの
方向音痴。
道なき雪山で迷ったら、こりゃ~大変。命がけ。
かすかな足跡を辿りながら、
大汗をかいて登頂すると3名の登山者が文殊岳で昼食をとっておられました。
その後も3名の登山者と会話を交わし、6人の方とお会いしました。
皆さんとっても良いお顔をされており、山の清々しさをそのままに映しておられました。
トレーニングには、最高の山。
あの山、この山、、、連なる山々がminoの脳ミソの中で繋がっていきます。
シナプスのように道が伸び、minoの地図が豊かになってきました。
ロールプレイングゲームのように、いつの日にか全てがつながり明らかになり
その全貌を見るのが楽しみでなりませ~~~~ん。
許される限りを山に向かって走ってみま~~~す。

