2013年09月30日
安達太良山トレイル50㎞①

行って来た、やってきた、、、安達太良山トレイル50㎞!!!
最高の天気に恵まれ、日本百名山の安達太良は、美しい紅葉の始まりでした。
山頂では雲海を眺め、トレイルコースも変化にとんで“ドM”満載の
こりゃ~、トレイルレースというよりも『大自然に挑む、山岳アドベンチャーレース』でした。
美しさ (見事な景色と変化にとんだ大自然)
苦しさ (4回のピークハント、過酷な足場。難易度高し。気持ちよく走れたのは、わずか4㎞ほど)
怖さ (ほとんど足場がガレていて、コース上危険な個所も数か所あり。ロッククライミングあり。)
とにかく、、、こんなにレベルの高い大会とは・・・
後から考えれば、知らないとは恐ろしいものです・・・・
レース中、気が付くと、ずっと前後しながら走っている男性がいました。
走り続ける“亀mino”は、10㎞ごとに休憩を取りながら進んでいた“ウサギの彼”に何度も追いつくのです。
その度ごとにminoは「お疲れ様です~」と声をかけ通り過ぎます。
数度繰り返したとき、後方から追いついたウサギの彼は
「休憩、一度も取らないんですね?」
というので
「故障もあるし、トレラン歴半年の私は休んでいてはゴールできないと思って!」
と答えると
「でへ~~ッ~~????半年って。。。無謀。。。そういう大会じゃないんだよ。OSJの大会は、兵ぞろいで・・
」
(キツイ・キビシイで有名なOSJの大会は、そのドM度において『流石、OSJ・・』・と言われるほど)
と驚かれ
「知らないってことは“恐いもの知らず”ってことで、ンま、出ちまったからには、完走しますよ!這ってでも!」
とminoが言うと、ウサギさんは更に驚かれ、大きく目を見張りながら、右手のひらをズボンでこすってから、
グンッとminoの前に突き出して来ました。
「よし!完走しましょう!!!必ず!」
と言って、ぐっと力強い握手をしてくれました。
第3エイドでは、スタッフの方に、最後の攻略法を尋ね、minoに教えてくれ、「このままでいけば十分だよ!!!」
と励ましてくださいました。
「ゴールで会いましょう!」
と言ってくださり別れましたが、ゴール後ウサギの彼に「ありがとう」のお礼を言うことはできませんでした。
残念!
でも、しばらくぶりに(おととしの野辺山ウルトラマラソン以来)涙しながらゴールしました。
達成感、まだまだヤレルという安心感で感動のゴールとなりました。
さて、結果は、、、、、
すっばらしい実力で・・・と言いたいところですが
ごっついタナボタで・・・
なんと!!!
年代別50代女子:3位入賞!!!!!!!
うえええええええええ~~~????まじ~~~~???
記録:11時間42分20秒
総合:199位(317人中)
女子:22位(37人中)
年代別50代女子:3位(7人中)
こんな過酷なトレイルレースに
50代女子など早々出るものでもないらしく、、、
ぐふふふ。
タナボタで上った表彰台も、そら~そら~、気持ちいかったです。
貰えるものは、何でももらい
上れるものは、何でも上りまっす。
ごほほほひ。
これで、念願のSTYエントリー権を獲得しました。
万歳!安達太良山!