2011年08月01日
アーチェリーと親分

膝に水がたまりドクターストップで
ミニバスを引退したセシリアは
その後、アーチェリーに転向し
競技を楽しんでいます。
← (少年のような後姿の
セシリア)
minoが12時間走をフィニッシュし
家路についていたころ
セシリアは『榛原・ぐりんぱる』で
初めて大きな大会に選手として出場していました。
『静岡県アーチェリー協会・第1回末田杯』
前日から緊張してろくに眠れず
食事ものどを通らなかったとか。
大会前の練習には、誰よりも先に行き
緊張を忘れるごとく、練習に打ち込んだようです。
しかし、弓を引く手は震えます。
試合が始まり、以前にminoが渡しておいたお守りを
忘れて来たことに気づき
「あ、しまった!」と思ったそうです。
しかし、遠くにあるそのお守りに届くよう強く念じたそうです。
(そのお守りは、minoが
清水の次郎長親分の生家で買ったお守りで
よく願いが叶うといわれているもの、、、
らしい、、、?)
親分に通じたのでしょうか?
念じているうちに精神統一が出来たのか
弓を構え、一瞬震えが止まったその瞬間に
「ここだ!」と矢を放ったそうです。
シュッツ!
っと的を目掛けて放たれた矢は、次の瞬間
ビシッ!
っと、ど真ん中に命中したそうです。
「やった!」
と手ごたえを感じた瞬間でした。
その手ごたえは成績にあらわれまいした。
初出場の成績は、なんと・・・
キャデット女子18m の部門で 第2位!!!!
セシリアは、大喜びで報告してくれました。
報告しながら試合での興奮が蘇ってしまったのか
その晩、嬉しすぎてなかなか眠りにつけないようでした。
しかし、2位というのは素晴らしい!
何が素晴らしいかって
アーチェリーを始めてまだ3ヶ月で
まさかの1位を取ってしまったら
この後が辛かろう。
何でも真面目に取り組み、
必要以上に自分を追い込んでしまい易いセシリアは
1位になって追われるより、1位を追う方が
まだまだ伸びると感じたからです。
次郎長親分もそこんとこ分かってくれていたんだと思います。
うふふふ。
minoもセシリアも大いにスポーツで肯定感を高めた週末でした。
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ビシッ!・・・・ということで、今日の一言。
「次郎長さんは、
ただのヤクザじゃ~ござんせんでしたんですよ。
それこそ、ここぞというときゃ~、ビシッ!っとね、
やるときゃ~やった、社会事業家でもあったんでござんすから!
ここぞでビシッ!っと
決めたいもんじゃ~ございやせんか?」