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2010年09月29日

「第29回くさなぎ井戸端会」報告


H22・5.28 に行われました「第29回くさなぎ井戸端会」の内容を
ご報告します。   icon57

テーマ「聞いてみたいな、素朴な疑問」
参加者11名により「日頃気になっていたけど、中々聞けないこと・・・face06などを
気軽にディスカッションしました。

今回のくさなぎ井戸端会では、日頃感じている子供達の発達や、発達障害、学校
での実際などに対する疑
問をいろいろ出してもらいました。

・ 発達障害等、周囲がなんとなくわかっていても親に自覚がない場合、
        親や子供に学校はそのことを伝えるのだろうか・・・
・ 本人が高学年になって「僕(私)は、そう(障害児)なの?」と
        聞いてくることはあるの?だとすると、それに対して答えた方がいいの?
        どう答えているの?
・ 親が自覚している場合、親に聞かれたら学校はどのように対応して
        いるのだろう・・・?
・ 親自身に偏り、あるいは障害がある場合、どうしているのかしら・・・。


これらの発達障害に関わる質問に対して、学校はとても慎重に対応して下さって
いること
、学校は診断名を口にした言い方はせずに、保護者が家庭の中で困って
いないか、それが学校での表れと重なることがないかどうかを確認していく為に
保護者に働きかけて下さることがわかりました。


仮に発達障害があったとしても、その障害の有無にこだわるのではなく、その子の
困り感に、どう対応していくかを
明らかにするために、学校と家庭とで情報交換
しながら、必要であれば定期的な面談やカウンセラーの介入という手立てが加わる
こともわかりました。


また、発達障害に関すること以外に、

・ 漢字の止め、撥ね、払いなど、異常に厳しい先生がいらっしゃいますが・・・意味あるのかしら・・・。
・ 先生方って、実際にはどんなことが大変なの・・・?
・ いじめってやっぱりあるの?先生方はどのように対応してらっしゃるの・・・?

などなど、「普段聞いてみたいけど聞けない、こんなこと聞いてみちゃって
いいのかしら・・・face06
という疑問が出ました。

その中で、先生方の指導や教育への“こだわり”は、先生の個性もあるけれど、
こだわりには意味があり、今現在だけではない、子供の先の成長を願ってのことで
あることが多いことがわかりました。

そして、疑問に思うことは、担任の先生に質問してみることも、お互いの誤解
招かないために必要
なことであることがわかりました。

 

最後に、「小学生のうちにできることは何だろう・・・」に対し、

・ 良いところも悪いところも全部含めて、「自分はこういう人間なんだな~」
        ということに気付かせていくことがとても大事であるということ
・ 苦手なこと、やりたくないことが成長とともに明らかになってきた時、
        子ども自身に「どこまでならできそう?どうしたらできそう?」と、
        大人は一緒に考えて寄り添っていくこと

・・・そうすることで、子どもは、等身大の自分を認めることができるようになる
    ということを学びました。


周りから見て困った表れも、全てこの子の表現だと受け止めて、
「何が言いたかったのかな、何がしたかったのかな・・・」と考えてみることが
大切で、その上で困ることは「それは困るよ」と伝えていくことが大切であること
を学びました。


 

  


Posted by minoちゃん at 07:40くさなぎ井戸端会