2012年04月11日
むずかる思い

学生時代、特に運動もせず、部活もやらず、
歩くの嫌い、走るのなんてとんでもない。
常に車で移動。
その私が、なぜか48歳にて目覚めたのだ。
走る体になるために、ウォーキングを半年間、次いでジョギング2か月間で
駿府マラソン大会ハーフに出場。
当たり前だが、完走ならず、バスに収容されゴール地点に引き戻された屈辱から
本格的にランナーを目指してやってきた。
屈辱の日から3か月でフルマラソンを完走し、
その3か月後に丹後ウルトラ100㎞マラソンに完走。
これにて、佐渡島1周208㎞にエントリーできる切符を手にし
翌年、佐渡島を走って、女子4位にて完走。
走り始めて3か月でフルマラソン。
半年でウルトラマラソン。
1年半で佐渡島超ウルトラを完走。
どうせ走るなら、義理の両親の住む佐渡島を走りたいと、ただそれだけを目標に
これまで楽しく走ってきた。
しかし、、、最近は、大会完走後の歓喜あふれる達成感を感じなくなってしまっている。
歓喜溢れる達成感は、危険を伴いながらも自己の限界に挑む行為から
現れ出てきたものであったのではないか・・・と思う。
超ウルトラを完走するという、一つ大きな目標がクリアしてしまった今、
次は、日本横断?縦断?
それさえも、金と時間とシューズさえあれば出来る!
と感じているから、わが心は、ちっとも奮い立たない。
これまで、シリアスに楽しみながらも自分を追い込んで、
故障しながらも、あきらめる気持ちなど微塵もなく走ってきた。
完走後のあの素晴らしい歓喜をもう一度味わいたい!!!
新たな自分に出会いたい!!!
自分の世界を広げたい!!!
欲張りな私に尽きることはない。
仕事も家庭も充実している今、
ある種の危険を伴いながらも、自己の限界に挑むとしたならば
『50歳からのトライアスリートへの挑戦』という道しかないか。と!
私の中で、むずかる思いを一歩ずつでも形にしたい!
5年後には、『佐渡島トライアスロン』に出場している自分を夢見て。