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2009年02月28日

苦手なこと




子育てを通して発達障害の理解に近づくことは、実は、
自分の子どもを理解することになるのだと感じています。】face01


どういうことかというと、
例えば、わが子に苦手な事があるとします。
親は、どうしてもその苦手な事をなおしたり、克服して欲しいと願いそれを一生懸命にして
させようとします。
しかし、考えて見ますと、苦手な事は、苦手だから上手くできないわけです
それを、直したり、克服したりする事は容易ではないのです
ですが、親はどうしても、それを、「努力が足りない、忍耐が足りない、
人と同じようにできない、繰り返しやりなさい、できるようになるまでやりなさい・・・」
と、関わりがちです。



確かに、努力して出来るようになる事もあります。
しかし、それは『容易ではないのだということです。


親はそれを忘れがちです
「何であなたはできないの?」
「みんなと同じようにできないの?」
そう繰り返し言ってみたところで、できるようにはならないでしょう。
子どもは更に勇気がくじかれ、自尊感情が低下し、今まで出来ていたことさえ
できなくなってしまう可能性もあります。


人は、それぞれ苦手な事を持っているのです。



この、苦手な事を、人よりも多く持つのが発達障害の子どもたちです
彼らは、「人と比べて同じようにできないこと・苦手なことも多い」けれども、実は、
「人より更に良くできる」ということがあるのです。

ですから、発達障害とは、発達の遅れではなく、発達の凹凸だといわれます



発達障害を持つ子どもたちへの関わり方は、
『彼らの長所や得意なところに注目し認めて伸ばし、肯定感を高めながら、
苦手な事もスモール・ステップで、少しずつできるように支援していきます。』
それはそれは、容易ではないのです。
行きつ戻りつしながら出来るように支援して行くのです



この子育ての視点と方法は、どんな子どもにも有効だと感じています。
「どうしてできないの?」「がんばりなさい」
では、決して出来るようにはならないのです。face01

  


Posted by minoちゃん at 00:11くさなぎ井戸端会