2009年11月09日
褒めるとは?

大学の講義で「家庭でのしつけ・・・褒めるということ」について学ぶ機会がありました。
ちょっと、ここにご紹介します。
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例えば、「褒めて育てよ」というが、この場合の「褒める」と言う行為は。。。。
・意図的でなく本気で心から褒める。
・具体的に良い行為を褒める。
・叱るべき時に叱れない親が増えているが、ことわざにもあるように
『3つ叱って5つ褒め7つ教えて子は育つ。』
叱って褒めて教える事が大切。
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何も目新しいしつけ法を学んだわけではありません。
至極当たり前のことのようですが、多くの親に欠け易いものです。
日頃、褒めると言う行為を、余り意識しないでやっていると
「こうして欲しい。」「またやって欲しい。」などと、親は駆け引きや条件付きで
褒めることをしているかもしれません。。
また、褒めた後に、他にやって欲しい事を付け加えたり、
「褒めれば気を良くしてやるだろう・・・」などと下心を持って褒めてしまう場合もあるでしょう。
「褒める」とは、掛け値無しで、今ここでの子どもの純粋なるその行為や思いに対して、
親も純粋に認める姿がなければ褒めた事にはならないし、
子どもは、褒められたという喜びもわかないのですね。
親に褒められて嬉しく思えない子がいます。
そのような場合は、親の「褒めるという行為」に駆け引きや条件付き、下心が垣間見られてしまい
子どもは、そんな親に対して不信感や苛立ちを感じるようです。
下手な褒め方は、反って子どもはやる気をくじくだけです。
さて、、、
皆さんなら、どんな褒め方をされたら「うれしさ」を感じますか?
その方法で子どもを褒めて(勇気づけ)見てください。