2010年02月13日
公衆の面前での大喧嘩

明日はバレンタイン。チョコレートを買いに、とある特設会場に。。。
『流石、混んでいる~!!』・・・・・
と思いきや、、、、
ん???
何だか周囲の様子が変なのです。
狭いバレンタインデー・コーナーの中央では、何やら不穏な空気が漂っていたのです。
何と、それは公衆の面前での大喧嘩でした。
『 ぶつかった、謝った、態度が悪い、納得行かない、引っ込みつかね~、クソ婆~、、、
』と
耳を覆いたくなるような文句を、大の大人が延々と大きな声でまくし立てているではありませんか。
どうやら、騒ぎを聞いて駆けつけた店員さんも、余りのことにオロオロするばかり。
何の役にも立っていません。
むしろ、当人達の態度はヒートアップしていくばかり。
大勢のギャラリーのいる前で、どうやら双方とも引っ込みが付かなくなってしまったようで。
“主導権争い”によるケンカは、仲裁に入った店員と、観衆の視線によって引っ込みが付かなくなり
“仕返し”にまで発展しました。
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・・・・・『あ~あ、子どものケンカと一緒ヤネ~・・・』
そうして、いつもの事ながら、
『もしも、私が店員だったら?』
とここで又考えちゃいました。
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原因が何であれ、大喧嘩が始まってしまったわけですから、今更、犯人探しをしたところで
収まりません。
むしろ悪化させます。
双方の言い分を聞いていたところで、交通整理ができる状態ではありません。
そこで、まずは、双方を少しでも落ち着かせるために私がとる方法は、、、、
① まずは、謝る。(ナンデ、店員が謝るか?)
ケンカの原因は、混雑した中でぶつかったところから始まった。
特設会場は狭く、ディスプレイの仕方や、レジの位置も悪く、客の流れは滞り混乱していた。
混乱が予想されるであろうに、明らかに、イベント会場としての設置方法に無理があった。
そこをすかさず謝る。
「大変失礼を致しました。当方の会場が狭く、お客様方に嫌な思いをさせてしまったようです。」
② 次に、ギャラリーのいないところへ場所を移して頂き、心置きなくケンカしてもらう。
「お客様のお話しを静かなところでお伺いたいと思います。
申し訳ございませんが、ご一緒していただけますか?」(・・・と事務所に誘う。)
少し落ち着き、観衆もいなくなれば、自分たちの愚かさにも気付くというもの。
場所を移動したら、
③ 後はケンカの仲裁などせず、
「何分にも、本日は最終日ということで、大勢のお客様がお見えになり、当方も狭い会場で
大変申し訳なく思っておりましたところでございます。
どなた様にも気持ち良くお買い物をして頂けますようにと、日々、努めてまいりましたが、
この度は、お客様方には、嫌な思いをさせてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
今後とも精一杯努力させていただきますので、本日は、お気持ちをお納めいただきまして、
何とかお許し願えないでしょうか。」(・・・と深々と頭を下げる)
実は、「ケンカなどして恥ずかしい」と思っているのは、当人達のはず。
しかし、「けんかの原因は自分ではない」と思いたい。
そこで、けんかの原因は、双方にあったのではなく、“店”にあったということにしてしまえば
これ以上の恥の上塗りは、やめようというもの。
いかがかしら?