2010年04月22日
マイケルとRUN

マイケル・ジャクソン。
彼の、生前最後のオリジナルアルバムとなってしまったのが、
2001年にリリースされた『INVINCIBLE』。
丁寧に作られたと感じられるこのアルバムでは、マイケルの豊かな才能と
ボーカルの素晴らしさに感動する一方、
彼の歌は、『愛と怒り』に満ちている・・・と感じるのです。
マイケルは、成功した事により、いわれなき誹謗中傷を受け続け、
2004年には1年だけで約130人が訴訟を起こしたとも言われます。
しかし、彼は、有罪判決を受けたことは一度もないのです。
何が真実なのでしょう?
彼は、苦境に立たされ、どんなに孤独にさいなまれても、
又、怒りや哀しみで、自分自身が傷ついても
最期まで大きな愛情に満ち、怒りや哀しみを“愛”にかえるパワーを持っていた人だと
感じています。
(マイケル研究家の西寺 郷太氏の著書を読むと尚一層そう感じます。)
minoが、走るときに聴く音楽は、マイケル・ジャクソンです。
彼の『愛と怒り』に満ちた歌声は、minoのRUNの伴奏となるのです。
何故なら、minoの走りも『愛と怒りのRUN』だから・・・・。
家族や友人・知人を応援する時や感謝、喜びを“走る”ことで表現しています。
・・・これは、“愛”のRUN。
悔しいこと悲しいこと、心の葛藤と向き合うときには“走る”ことで心の整理をします。
・・・これは“怒り”のRUN。
マイケル・ジャクソンは、minoに勇気とパワーを与えてくれます。
どんな苦境に立たされても、信じることを諦めてはいけないのだと教えてくれます。
マラソンで止まりたくなった時、歩きたくなった時、リタイアしたくなった時、
マイケルが優しい声でそっと囁きます。
『君は君を信じていいんだよ。』
すると、又一歩、足が前に出るのです。