2009年05月11日
“心配”は“信頼”に!!

太郎吉は、幼い頃から人と交わって遊ぶということが少なく傍観遊び(他の子の遊んでいる様子を
観て楽しんでいることが遊びとなっている様。)を好んでする子どもでした。
言葉が出るのも遅く、コミュニケーションは活発ではありませんでした。
幼稚園の入園式の日のこと。
太郎吉は第1子です。親も子どもも初めての社会化への第一歩でした。
観るもの、聴くことが初めての世界で親子して緊張していました。
その日は、年長さんが太郎吉たち新入生のお世話をしてくれていました。
そこで、心配していたことが起こりました。
太郎吉の担当してくれた年長さんが
「おばさん、この子は口が利けないの?何を聴いてもい答えないよ。僕困っちゃうよ。。。」
と言うのです。
子どもは素直です。直球で聴いてきます。
minoは、心臓が痛くなるほどショックでした。想定内でもショックでした。
この先の幼稚園生活を思うと心配でしかたありませんでした。
心配を笑顔に変えて答えました。
「この子は、元々、静かな子なのだけど、今日はかなり緊張しているみたいでね。
ごめんなさいね。心配してくれてありがとう。
慣れたら、少しお返事ができるようになると思うから、大丈夫よ。
このままお世話、お願いしますね。」と答えました。
こうして、太郎吉の集団生活が始まりました。
心配で心配でたまらなかったあの頃は、太郎吉を信頼できていなかったのかもしれません。
その太郎吉も、今はもう6年生。
立派に大きく成長しました。
小学生になってもコミュニケーションの不器用さで、お友だちを作るのに苦労したり、
悲しい思い、悔しい思いを繰り返し、時に、殴り合いのケンカになったり、
あるいは仲間と思っていた子ども達から省かれたりすることもあったようですが、
その頃にはminoの太郎吉への“心配”は“信頼”に変わっていました。
「この子だったら大丈夫!!自分で乗り越えて行ける力を持っている!!」と
思えるようになっていました。
minoも、子どもと共に成長したんだと思いました。
太郎吉は、今は信頼し合える友人に囲まれ、輝きながら彼らしい生活を送っています。
こうして、子どもの成長と共に、minoの子どもへの思いも“心配”より“信頼”の方がず~っと大きくなったと実感しています。
2009年05月11日
5.11キラッ!!お手紙

昨日は、母の日でしたね。
セシリアは、手紙を書いてくれました。
「おか
あ
さ
ん
へ
しあいのときに、おむすび、はい車、しあいでのおうえん、
いろいろなことをしてくれてありがとう。
今日は、しあいで、シュートを一本きめたいと思います。
がんばります。
おうえんよろしくおねがいします。
セシリアより」
本当は、朝、試合に行く前に渡そうと思って書いてくれたそうなのですが、
そこは、《うっかり・しっかり・ま、いっか~》のセシリアさん。
夜寝る前に、手渡してくれました。
念願のプレゼント“シュ~ト・一本!!”は、残念ながらありませんでしたが
それでも、あの気合の入った動きが、minoには、素晴らしいプレゼントでした。
改めて、日頃の感謝を言葉や態度で表現するのが、母の日や父の日などのイベントです。
イベントだとわかっていてもうれしいものです。
お手紙は、minoの活力、明日への希望という“宝物”となりました。
今日のキラリは、
うれしくて、心も瞳も思わずキラリ・・・
“感謝のお手紙”