2009年05月13日
『ネエ。どう思う?』

セシリアが、太郎吉相手に、こんな話をしていました。
『お兄ちゃん、参観会でね、いろんなタイプの先生がいるんだよ。・・・・
・お母さんたちが来る日も、普通の授業のときも、変わらず丁寧な字を書く先生。
・お母さんたちが来た日だけ、見違えるように丁寧な字を書く先生。
・日頃から、誤字脱字が多くって“止め・跳ね・はらい”などお構いなしなんだけど、
お母さんたちが見ている前だとちゃんと書ける先生。
。。。ンネエ~。。。これってどうよ???お兄ちゃん???』
すると太郎吉は・・・
『ふ~ん。何だか、人間出ちゃうよな~。』
セシリア・・・
『誰が居ようと、態度の変わらない先生は、信用できる先生だと思う。
私は そんな先生が好き!!』
くは~。。。相変わらずの観察眼。。。
先生、ご注意して下さいね。
子どもたちは観ています!!
ありのままの、いつも通りの先生で良いんだと思いますよ。
2009年05月13日
人生楽し!自分好き!②

考えてみると、これまで太郎吉が、問題を抱えていると感じたときも“共感”はしてきたけど“同情”はしなかったのです。
ことあるごとに、太郎吉と共に感じながら(悔しいね。嬉しいね。苦しいね。気持ちいいね。辛いね。など)
前向きに一緒に考えてきましたが、
「可愛そうに。この子は上手く出来ない子なのだから、私がどうにかしてあげなくちゃ。。。」と同情した事はありません。
そして、
●「人間は一人では生きていけない、“社会的動物”って言われるんだよ。
だから、あなたが、お友だちや人との関係づくり(コミュニケーション)が難しい・苦手と感じることが
あるのなら、それは、あなたが長い人生の中で、自分で考えて解決していく課題なんだね。
逃げることができない問題なんだね。」
●「そうありたいと願い努力をすれば、そうなれる可能性があるのが人間なんだよね。」
●「あなたの考えて選択したことは、母ちゃんも応援するから乗り越えるんだよ。きっと太郎吉にはできると信じているよ。」
●「太郎吉が“自分自身”を好きになれる人生を生きてほしいんだ。
そうするにはどうしたらいいかを困難なときほど考えて欲しいんだよ。」
などと太郎吉の心に寄り添いながら勇気づけてきたつもりです。
“共感”は、彼を認め、励まし、勇気づけることになるけれど、
“同情”は「ダメな子。出来ない子。」とレッテルを貼ってしまい結果的に
子どもの自己肯定感(自分を好き・これでいいと思える気持ち)を奪ってしまうのだと考えます。
自分で考え、選択して、拓いて来た人生を『楽しい!!』と思え、そんな自分を『大好き!!』
と言い切れる彼は、自尊感情(自分は尊い大事なもの。大好き。と思える気持ち。)が育ってきた結果だと思いました。
そんな太郎吉をminoは、大好きです!!!!!
minoの子育ての目標は
『自尊感情を育む関わり方!!』であり、
これを“勇気づけ”といいます。