2009年03月11日
あそこが痛くて歩けない・・・

『あそこが痛くて歩けない・・・』
そう言ったのは、私ではありませんよっ!!
太郎吉です。
早速、病院へ連れて行きましたよ。
ところが診断していただくと
太郎吉『うげ~っ!!痛い。先生いた~い~。』(Dr.は、馬乗りになって診断)
Dr. 『はい、何でもありませんよ。お薬も出ません。このまま様子を見てください。』
みの 『ええ~?先生こんなに痛がっているのに~?炎症とかではないのですか?』
そう言うとDr.は絵を描きながら丁寧に説明をしてくださいました。
みの 『ええ~?そ、そんなことなんですか?』
Dr. 『そう、成長しているということです。病気ではありません。』
みの 『あ~よかったね~うははは。成長だってね。うん、よかった。よかった。
』
太郎吉『何がよかったもんかい。痛いんだよ~。いつ痛みが取れますか?』
Dr. 『ま、様子見てね。』
みの 『そうだよ!何せ成長なんだからさ。』
太郎吉は一日中痛くて、どんよりと気分も晴れず、がに股で帰ってきました。
しかし、申し訳ないことに、痛いといってもその痛みはどんなものなのだか、
その物を所持していないみのにはわかりませんよ。
は~、それにしても成長とは、あらゆる意味で痛みを伴うものなんですね。
2009年03月11日
完全壁はピリピリさん

皆さんは日頃『しっかり、きっちり、ちゃんと、がんばるべき』と
自分自身に言い聞かせて完全であることを求めていませんか?
これを『完全壁』といいます。
自分が完全でいなくてはならないと思う人は、周囲にも完全であることを望みます。
自分と関わる子どもや夫、先生や友人などにもそれを求めることになるようです。
例えば子どもに『しっかり、きっちり、ちゃんと、がんばるべき』
と声を掛け完全を求めていませんか?
完全を求め子育てすると・・・
子どもも周囲のお友だちにも完全を求める関わり方になりがちです。
そして、人に完全であることを望みそれが不満足であったなら
「悪者探し」「原因探し」となって行きます。
『みんなが一生懸命にやっているのに、Aくんは、どうしてもっとがんばらないの!!
Aくんのお陰で、またこのクラスはビリになったじゃない。』
『私がこんなにがんばっているのに夫が子どもを甘やかすから、
子どもが言うことを聞かない。』
『Tちゃんはもっとできるはずです。お家でもちゃんと見てあげてください。』
・・・
など、「悪者探し」「原因探し」をすることになり、ピリピリとした関係になっていきます。
完全壁は、こうして伝染しピリピリとした緊張関係を作ってしまいます。
そして、何よりも完全壁でいようとすると、イライラし疲れるのです。
親も子どもも先生もこの完全壁から脱却する事で赦しあい
信頼しあえる関係が生まれてくると思うのです。
自分の不完全さを認める勇気を持ちましょう!
すると他人の不完全を許せることになります。
失敗が許される関係では、心穏やかでいられます。
すると、みんながピリピリさんからフワフワさんになれるのです。