2009年03月24日
何と鳴く?

この所、みのは、オノマトペ(擬音語・擬態語)の世界にはまっています。
『犬は「びよ」と鳴いていた』山口仲美:著。。。は面白いですよ。
そこに、こんなことが書かれていました。
昔の人は、猿の声を「ココ」と聞いています。でも、猿を見世物にするようになった室町時代からは鳴き声を「キャッキャッ」と写しています。
これは、猿の鳴き声が変わったわけではなく、「ココ」というのは、猿が満足そうに食べ物を食べている時の声であり、「キャッキャッ」は恐怖心を抱いたときに出す声を写したものだそうです。
猿の鳴き声の表し方が「ココ」から「キャッキャッ」に変化したところには、猿と人間の付き合いの文化的変化があるようです。
また。。。
犬も、昔は「びよ」と鳴いていたといわれています。
犬が落ち着いた環境で飼われたのは江戸時代後期であり、それ以前の野性味を帯びていたときには
「びよ」と写しているのです。低い声で「びよ~、びよ~」と吠えていたのかもしれませんね。
飼い犬と野犬では吠え方が違うといいますが、ペットのように飼われ始めてから犬の声は「わん」と写されたのですね。
このように、環境の変化によって、犬の泣き声自体にも質的変化があったようです。
そこで思い浮かべたのが、高度成長期時代の“働くお父さん”の泣き声ではなく、
仕事から帰って話す言葉です。
『風呂、飯、寝る』
あまりに忙しく働き通したお父さんが帰宅して話す言葉は、この3つだと言われました。
時代が変わり今の若いお父さん達は、「子育てに参加できない。してくれない。」と言う声はあっても、帰宅後の会話は3つ以上成されているようです。
経済、文化、環境的変化で人間も泣き声ならぬ、会話が変わるようですね。
2009年03月24日
日本人だよ。

日本人論として名高い『菊と刀』という本を読んだ事がありますか?
第二次世界大戦後のアメリカは、日本の占領統治を進めるために、日本人の行動様式を
理解する必要がありました。
そして、この課題に取り組んだのが、文化人類学者ルース・ベネディクトです。
彼女はの『菊と刀』(1944年)という日本論を著しました。
この本は、1988年にすでに100万部を超え日本人論としては最も広く読まれたものの一つだそうですよ。
読んでみると、荒唐無稽な記述も見られますが、当時の外国人から見た日本の姿が
そこにはあります。
といっても、ルース・ベネディクトは、日本に一度も来たことがないということですから驚きです!!
そして、そこには
『現在の日本社会においても払拭されていない日本的なものが鋭く摘出されている』
とも言われています。
その、今にして色あせていないと思われる一つに以下の文章をご紹介します。
『 日本人は従来常に何かしら巧妙な方法を工夫して、極力直接的競争を避けるようにしてきた。日本の小学校では競争の機会を、アメリカ人では到底考えられないほど、最小限にとどめている。
日本の教師たちは、児童はめいめい自分の成績を良くするように教えられねばならないという指示を受けている。
日本の小学校では、生徒を落第させてもとの学年をもう一度やらせるということはしない。
一緒に入学した児童は、小学校の全課程を一緒に受け、一緒に卒業してゆく。
成績通知表に示されている小学児童の成績順位は操行点(努力の有無)を基準とするものであって、
学業成績によるものではない。』
今の教育にも通じる形がここに見て取れるようです。
昨今では、『競い合いを避ける教育』『横並びの教育』『個性を大事にする教育』等を更に大事にしているように思います。
『菊と刀』は、「歴史性を無視したデータの使用法」や「聞き取り対象者の偏った選択」
など、用いられた資料に問題がなかったというわけではない・・・とはいいますが、
日本に一度も来たことがないというルース・ベネディクトが、これほどまでに日本を映し出し書いたその想像力には、本当に驚くばかりです。
2009年03月24日
肝斑(かんぱん)かよ。。。
先日は、食べものの“乾パン”について書きましたが、今回は、お肌の気になる
“肝斑(かんぱん)”について。
美容を専門職としておりました、過去の経験上、家事と子育ての毎日において
『洗濯干し、公園遊び、夏休みのプール・・・』などで多量の紫外線照射は、
積もり積もって、いつの日にか、必ずやみのを襲ってくるはず。。。
と嫌な覚悟しておりました。
そして、とうとう、、、来た~。来ました~。
来てしまいました~
。。。
悲しいかな、それは、『しわ・しみ・そばかす』そして、極めつけに、
『か~んぱ~~ん!!』(かんぱん)として堂々とみのの顔に出現してきたのであります。
『か~んぱ~~ん!!』と『か~んぱ~~い!!』(乾杯)は一字違いなのにどうしてこうもうれしくないのでしょう。
とほほ・・・
悲しいやら、悔しいやら、ゾッとするやら。。。
しかし、しょ気ていても始まりません。
そこで、現在始めましたのが、“トランシーノ”
飲んでます。飲んでます。
まずは、2ヶ月飲むのですって。
飲みます。飲みます。最後まで!!・・・と書いてしまえば、続くかと。。。
『有言実行』です!!
がんばります。