2009年03月12日
新解さん、出会えてよかった!!

赤瀬川 原平さんの『新解さんの謎』という本をよんだ事がありますか?
1996年に出版され、当時、おふざけ本かと思い読まずにいましが、
これがオドロキなんです!!
100円の古本で、こんなに笑えてお腹いっぱいに満足できる本に出合えたなんて久々です。
まるで宝くじに当たったようにラッキーな気分で幸せいっぱい、儲けた気分ですよん。
しかし、ここまで笑える本とは知らず、これ、ほんとに“やばいっす”です。
新解さんとは、新明解国語辞典のことですが、その用例がマジでヘンなんですよ。
真剣でいてヘンでおかしくておかしくて。
『これが辞典かよ!!』って思わず叫びたくなるほどイカレテいて、あ、いいえ、イカシテいて爆笑物なんです。
そうとは知らず、みのは、ファーストフード店でこれを読んでしまったのですよ。
それはそれは、おかしすぎて、込み上げて来る笑いを飲み込もうとすると
涙が止まらず、体がよじれて来て、そんな私こそヘンな人になっているのですが、
『もう、新解さんの前では、ヘンな人でも良いや!!』と、
終いには声を上げて素直に笑うことにしましたよ。
瞬時に周囲は緊張に包まれましたよ。
皆さん驚かせてすみません。
しかし、心底こみ上げてくる笑いというのは、抑えようったって抑えきれないもの
なんですね~。
その抑えきれずに湧いてくる笑いというのは、人を幸せにな気分にし、
『素直になってもいいんだよ。』と語りかけてくるようで、羞恥心なぞどこへやら
公衆の面前でも大笑いしてしまえるほど思いっきり自分を解放したくなるものですね。
日頃「感情はコントロールできるのです。」なんていっちゃっていますけど、
新解さんの前ではコントロール不能です。
みなさん、『感情のコントロール』を鍛える為にも是非、新解さんと出会ってみてくださいな。
2009年03月12日
大っきな期待

『ピグマリオン効果』というのを聞いたことがありますか?
ギリシャ神話の中に・・・
とても彫刻の上手なピグマリオンという王様が、ある時、自分で彫った女性の像の
美しさに激しく恋をし、ついには、像に命を宿らせその女性と結婚するという、
『思い込み(期待)によって不可能が可能にもなる』というお話があります。
この神話からヒントを得て、教育心理学者ローゼンタールは、
『教師の生徒に対する期待や態度が、生徒たちの知能や学習の意欲に大いなる影響を与える』
という現象を発見し、『ピグマリオン効果』と名づけました。
このように、「期待をかけると人は育つ」というのが、ピグマリオン効果なのですが、
大事なのはその期待の大きさ だと考えます。
大きすぎる期待に苦しくて押しつぶされそうになっている人はいませんか?
子育てにおいてはどうでしょう?
例えば、子どもに対する親の大き過ぎる期待が、返って子どもの勇気をくじき
子どものやる気を奪い子どもを押しつぶすことになります。
『ピグマリオン効果』を上げるためには、子どもが受容できるレベルの期待でないと効果が半減したり、逆効果になるのです。
子どもにとって大きすぎる期待は、単なる“要求”になってしまうという事です。
子どもの意欲に働きかけるには、言葉掛けも大事です。
例えば、
「あなたなら、これくらい簡単にできるのよ。」ではなく
「あなたはどう思っているのかな?お母さんは、できると思っているよ。」と
期待を自分の言葉で、相手の受容できるレベルで押し付けにならないように伝えてあげることですね。