2009年07月12日
上昇傾向・下降傾向

発達は「行きつ戻りつ」。
今まで、できなかったことが、出来るようになった。
上手くいっている。
「行きつ・・・」で発達の上昇傾向だ!!
すると親は、「あ~、このまま育っていってほしい!」と願い「育ち行くはずだ!」と思い込む。
BUT、発達は「行きつ戻りつ」なのである。行ったり来たりの繰り返し。
昨日まで、できていたことが急に出来なくなる事がある。
あるいは、やらなくなることがある。
「戻りつ・・・」で発達の下降傾向だ!!
すると、親は「あら、こんなはずじゃなかった・・・・」とガッカリする。
「なぜ、全力を出さないのだ!」と苛立つ。
「は~、またか~。。。」と落ち込む。絶望する。
発達の上昇傾向では、親は安心、ウハウハ。
発達の下降傾向では、親は不安、ザラザラ。
しかし、大事なのは、「戻りつ・・・」で発達の下降傾向の時なのです。
ピンチがチャンス!
「戻りつ・・・」の時こそが本当に学べる機会なのですから、親は工夫して子どもの成長を
支援する時なのですね。
下降傾向にある時の一踏ん張りこそが、子どもの育つチャンスなのですね!!
2009年07月11日
キャッチボールする能力

あると思いますか?
持っていますか?
コミュニケーション能力。。。
コミュニケーション能力とは?
「話す能力だけでなく、
相手が何を言っているのか?
自分に何を期待しているのか?
何を働きかけているのか?
を理解しそれに応えていくという、
言葉や意思をキャッチボールする能力」
(草薙,2005)
だそうですよ。
。。。育てましょう!!
キャッチボールする能力を!!
2009年07月11日
朝一番だよ!!

朝一番の体重は、ダイエット時に!
朝一番のオシッコは、検尿に!
朝一番の様子で、子どもの状態がわかる!
ネ、朝一番は大事なんです!!
【交流:その3】
途中で忘れ物をしたと気づき、遠くにある家まで、忘れ物を取りに引き返したOくん。
mino 「まだ、大丈夫だよ!慌てないで、落ち着いて、急いで(?)取っといでね。」
Oくん 「うん!」
その後から来たOくんのお兄ちゃん。
「っタク、又、忘れ物なんだって。」
mino 「でも、えらいね。Oくん、泣かないで取りに帰ったよ!お兄ちゃん褒めてあげてね!」
忘れ物が多くて、落ち着きが無いといわれているOくん。
でも失敗したって、ちゃんと自分で考えて、行動できたものね。
泣かないで落ち着いて判断したものね。
すごいよ!!
【交流:その4】
セシリアの2年生のときのお友だちのYくん。
青白い顔で元気なく、ションボリとしています。
mino 「Yピー。おはよ!どうした?元気ないね~。具合悪いかい?」
Yピー 「ううん。。。」といって首を横に振ります。
mino 「はは~ん。朝から母さんに怒られたかい?」
Yピー 「うん。。。」といってコクンと首を縦に振りました。
mino 「そっか~、、、母ちゃん、朝から虫の居所が悪かったんだね~。。。
また、minoん家においで。ね。」
Yピー 「うん」と少し笑顔が戻りました。
子ども同士でぶつかり合う事の多いYくんは、“乱暴者”だと言われ、いつも周囲から注意される事が
多いのです。
お母さんにも良く叱られています。
でも、本当は、やさしくて正義感のある子なのに。やる気があって、頑張っている子なのに。
minoは、Yピーの良さをよ~く知っているよ!!
んね、朝一番の勇気づけが、大事なんです!
2009年07月10日
オッラ~!あっら~!

“旗振り当番”の楽しみは、子どもたちと交流できる事!!
【交流:その1】
セシリアのクラスに「メキシコからお友だちが来たんだ!!!」と聞いていて、
そのお友だちのJ君に出会えましたので、早速ご挨拶。
mino 「オッラ~!! J君。」
J君 「オッラ~・・・・???」
mino 「コモエスタス?
ヨメヤモ mino.
ジョ セシリア マードレ.」
J君 「ア~、セシリアッ!!」
mino 「ム~チョグ~スト.
グラッシアス.」
J君たら、最初の『オッラ~!』で、瞳がキラキラ。
日本に来て、日本語ばかりで、あんまりスペイン語で話しかける人もいないのかな?
minoのかなり出鱈目な怪しすぎるスペイン語でも、瞳キラキラしてくれるんだから、
『オッラ~!』の力はすごい!!
・・・・・・・
な~んて思っていたら、何のこた~ない、、、、
「J君が、朝、ママと英語で話したって言ってたよ。」とセシリア。
「英語??・・・・あ・・・・やっぱ、、、通じてなかったんかい・・・・・なははは
」
んでもこれで、minoは、J君の記憶に刷り込まれたわけだ。。。きゃはは。。。
めでたし、めでたし。
【交流:その2】
中学生になった色白美人の“あゆ姫”・・・
ず~っと遠くから、地面ばかり見て歩いてきました。
中学生になって、大変なのかな? 何だか淋しそう。。。
んじゃ、一発、声掛けよ!!
mino 「あっら~。あゆ姫!!おはようだよ!!」
すると、、、、
あゆ姫ったら、『にっこ~っ!!』っと、いつもの笑顔。
あ~ん!やっぱりあゆ姫の笑顔は、そのマンマだったよ。
mino 「いってらっしゃいよ~。」
:::::::::::つづく:::::
2009年07月10日
旗振り“つばめ”

今朝は、小学校登校時の旗振り当番でした。
大勢の子どもたちが、いつも通りに登校して行きましたが、どの子も少しお疲れ気味?
毎日、蒸し暑いモンね~
そんな中、元気が良いのは。。。。
なんと、、、、
ラーメン屋さんの入り口のドアのすぐ上に、巣くった“つばめ”たち。
5羽の雛鳥が餌ほしさに元気良くピ~チクパ~チク
【つばめは「人が住むにぎやかな環境に営巣する」という習性から、
地方によっては、商売繁盛の印ともなっている】
というから、このラーメン屋さんも商売繁盛なんだね!!
2年生の子どもたちに聞きました。
「このつばめは、いつ頃からここにいるの?」
すると
「もうかなり前から。明日頃、巣立つよ!!」
な~んて、教えてくれました。
「えへ~っ??明日頃巣立つんじゃ、おばさん、いい日に“旗ふり当番”にあたったな~。」
というと
「うん。明日、見に来なよ!
・・・・多分、、、、、明日か、あさってか、明々後日か、夏休みっ!!」
え~っ????明日ごろが、夏休み????
子どもの言う「明日頃」は、まだ先の夏休みまでを含むなんて。。。。
くふふ、、、どえりゃ~ステキッ!!
これを「子どものいい加減さ」というなかれ。
「子どもの宇宙の広さ」なんだよね。
しばらくの間、毎日、このラーメン屋さんの前を通(とお)ってみます!!
(・・・・あらっ???
『しばらくの間、毎日、このラーメン屋に通(かよ)ってみます!!』でなくて巣見ません。。。
んでもって、巣見ませんけど、巣は見ます!!
・・・・・なんのこっちゃ。。。。。)
2009年07月09日
金魚のかあちゃん

セシリアが救った?金魚のうち、一匹だけ様子の気になる子がいるようです。
「かあちゃん、ソーダの調子が悪いようだよ。元気がないんだ。。。。」
とセシリアが言うのです。
本当に、力無く、泳ぐというより流されている感じ。
口もパクパクと大きくは開きません。
えさも上手く食べられているようではありません。
セシリアは、早速、魚博士のYちゃんに相談し、ご指導いただいてきたようです。
「かあちゃん、Yちゃんは流石だよ!魚の母ちゃんみたいだ!
そういう子は、自分でなかなか餌を食べには来られないから、
上に上がってきた時にタイミングを見て、食べやすいように
ポイポイと餌をあげるんだってさ。」
そういうと、1時間ほど粘って餌をあげていました。
その間にもセシリア母さんは、中々、“毅然とした母ちゃん”でした!!
「皆を大事に思っているんだよ。
だから皆仲良く一人も掛けずに、暮らして欲しいんだよ。
こらっ、コーラ!突っつくのでない!弱い者いじめはダメだ!
優しく労われとは言わないが、心配くらいはしてあげなさい!
共に苦労した仲間じゃないか。
皆、本との母ちゃんがいないじゃないか。
支えあうのだっ!」
ソーダが、今日を泳ぎきり、明日はもう少し元気になってくれればいいね。
2009年07月08日
何もいらないんだよ!

セシリアが、絵画展で何やらかの賞を頂いたとかで、
大喜びで帰宅しました。
以前から
「今回は、自信はあるんだけどな~。学年代表で選ばれるといいな~。選ばれたいな~。」
と言っていたので、本人も中々、満足のいく出来だったようでしたが。。。。
まさか、賞までいただけるとは。。。。
授賞式があるとかで、担任の先生からもご報告のお電話を頂き、
先生には、日頃のご指導への感謝を述べさせていただきました。
学校ではお友だちが「おめでとう!」「良かったね!
」
とお祝いの言葉を口々に言ってくれたそうです。
そして、
セシ 「母ちゃん、友だちは『セシリアちゃん。今日はケーキ買ってもらえるね。』
とか『ゲーム買ってもらえば。。。』なんていうんだよ。」
mino「そう。じゃ~、ケーキを用意しようか?」と聞いてみると
セシ 「そんなものいらない。何にも特別なものなんて必要ない。でも早く、賞状を手にしたい!」
mino「そう。母ちゃんも、早く絵を見たいな!でも、ケーキぐらいなら遠慮しないで、今から用意するよ。」
セシ 「そんなんじゃないんだ。嬉しいんだから、物なんかいらない。何もいらないんだよ!」
mino「そうか。物なんかでお祝いしなくても、お兄ちゃんもお父さんも喜んでくれるもんね!!」
minoも本当に嬉しかったです。
それは、セシリアが受賞したからではありません。
そうではなくて、セシリアが、『本当の喜びは、物などには換えられない。』という
誇り高い喜びを理解してくれたからです。
今まで、褒美でつるような育て方は、して来ませんでした。
(「○○ができたら・・・を買ってあげる」とか「○○になったら・・・に連れて行ってあげる」とか。。。)
お陰で、“努力した喜び”“達成した手ごたえ”“受賞した幸せ”・・・
『そのもの自体の喜びを素直に感じ噛み締めてくれた』という事が、
minoにとっては、とても嬉しかったのです。
セシリアの言うとおり、ケーキは用意しませんでした。
その代わり『嬉しいときのプ~さんホットケ~キ』が登場しました。
我が家では、ささやかなるも、プ~さんは、“喜びのとき”に登場します。
父の日以来の登場でした。。。。。プ~。。。。。
セシリア、おめでとう!!!!!。。。。プ~、プク、プ~。。。。。

2009年07月07日
静かな我が家
七夕まつりで“金魚すくい”。
4匹の金魚が我が家のメンバーとなりました。
名前は、コーラ、オレンジ、ソーダ、カルピス。
名付け親は、すくった(救った?)セシリア。
どういう訳だか水槽の前では、金魚を気遣い
みんな小声になり、コショコショと話します。
だから、我が家は、いつもより静か。。。
しかし、、、、、
その静けさをブチ破ったのが、太郎吉。
太郎吉は元気に泳ぐ金魚たちを見て一言。
『ハキハキしてんな~。。。』
そこにいた皆は、『・・・?・・・?・・・?』
『“ハキハキ”って。。。。使うか?』
『この場合、活き活きとか。。ピチピチとか。。スイスイとか。。』
『でも、“ハキハキ”って、分かる気がする。。。なはははっ』
『あはははっ。がははは。ぎゃははは・・・・・』
と、みなの笑いは次第に大きくなっていきました。
『やめろよ!金魚が驚くだろっ!!』と太郎吉。
ふう~、、、その前に母ちゃんが驚いたよ。。。。
2009年07月07日
枠にはめ込む見方・考え方

「Aくんは【ADHD】。だから『乱暴』だ。」
「Bさんは、【ああ言えばこう言う】タイプ。だから『言ってもわからない』。」
「Cさんは、【酒飲み】。だから、性格が『だらしない』。」
え~っ???
これって本当ですか~?
【ADHD】の人って『乱暴』なの?
【ああ言えばこう言う】タイプの人って『言ってもわからない』の?
【酒飲み】は『だらしない』の?
うっそ~!?
このように、人や物事と接したときに
「枠にはめ込む見方・考え方」で見ると、「そのもののほんとの理解に近づいていかないな~・・・」
と感じています。
自分の思い込みや価値観から、物事を「枠にはめ込み」、ラべリング、カテゴライズし、
そこに後から勝手に自分流な解釈をもってきてくっ付けて、『そうなのだ!!』と結論付けることは、
そのものの本質を見逃してしまう ようです。
「Aくんは『乱暴』だ。」
「Bさんは『言ってもわからない』。」
「Cさんは、『だらしない』。」
って言うのなら、『は~、な~るほど。あなたはそう感じたのですね。。。。』で済むことですが、
「【・・・】だから『・・・だ。』」と、固く思い込んでいる姿を見ると、
『あ~、この方は、苦しいだろうな~・・・』と感じてしまいます。
「【・・・】だから『・・・だ。』」と「枠にはめ込む見方・考え方」で判断するよりも
『私はこう感じた。』と感じたままで判断する方がそのものの理解に近づくし、
気分も楽珍なように思います。
そして、『私はこう感じた。』『だったら、私はどう関わり方を変えよう。。。』と
変わる主体はあくまでも自分です。
『私はこう感じた。』だから、『あなたは、こう変わってよ!』と相手に変化を求めていても、
物事は始まりませんね。
勝手に自分の考えた枠に相手をはめ込みながら、相手に変化を求めるなんて、できない事ですよね。
『過去と他人は変わらない。』 のです。
変われるのは自分だけですよね。
いかがでしょうか?
2009年07月06日
Close your eyes.

さて、これは、ある有名な映画のワンシーンです。
何のシーンでしょうか?
考えてみてくださいね。
********************************************
Rose: Hello Jack. [ ジャック]
I changed my mind. [考え直したの]
Jack: Give me your hand. [手を]
Now close your eyes. [目を閉じて]
Go on. [さあ]
You step up. [ここへ]
Hold on. [つかまって]
Keep your eyes closed. [目を閉じて]
You trust me. [僕を信じて]
Rose: I trust you. [信じるわ]
********************************************
お分かりですか?
そう、あの『タイタニック』の名シーンです。
船の先っちょでRoseがJackに支えられて“鳥”になるシーンですよ。
何度見ても素敵ですよね~。。。
ところが、これを見て、想像してしまったのが。。。。。
な・ん・と。。。。。
********************************************
セシリア: Hi mom. [かあちゃん]
I changed my mind. [あたい、やっぱね~。]
【・・・と“スイカ割り大会”に参加するのを渋っていたセシリアがやって来ました。】
【minoは、ニコッとして言いました。】
mino : Give me your hand. [手をかしてごらん]
Now close your eyes. [目を閉じてみて]
Go on. [さあ、はやく]
You step up. [ここへ立って]
Hold on. [つかまって]
【・・・とスイカを叩く ぶっとい棍棒を手渡しました。】
Keep your eyes closed. [ほら、目を閉じるのよ]
You trust me. [かあちゃんを信じてよ]
セシリア: I trust you. [あいよ。信じるよ]
********************************************
。。。。。って、いっくら店頭においしそうなスイカが並んでいるからって
あの、名シーンが「子どもとの“スイカ割り大会”」に替わってしまうなんて。
ほんと、とほほ。。。。です。。。。
皆さんも、そんなつもりで一度観てみてください。。。。
2009年07月05日
七夕まつり



minoは、週末の4日、5日は、大学の講義で終日、缶詰でした。
2日目の今日は、流石にクタクタになりながら
家に帰り都知事選の投票に行き
夕食をバタバタと作って
『さて、リポートを仕上げなくちゃ・・・』
と思っていたら。。。。
瞳をぱちくりさせながら、セシリアがスリスリ擦り寄ってきました。
。。。。こんなときゃ、充分に危険なんです。。。。
少女漫画の少女のように、瞳の中には、大きなお星様がキラリッ!!
。。。。ムム。。。。
。。。。嫌な予感。。。。
セ 『母ちゃん、今日は何の日?』
mino 『エ~ッ???まさか、今から??』
セ 『っそ!!今から!!!』
ということで、夜の8時に結局、「清水の七夕まつり」に行っていましたよ。
セシリアの「猫のような擦り寄り方」と「瞳の中のお星様」には弱いminoでした。
でも、行ってよかった。
毎年、商店の皆さんが、この日のために制作する七夕飾りは、
不景気や暗いニュースにもめげず、
今年は一際、立派に見えました。
元気が出ました。
商店の皆様ありがとうございました。
七夕まつりは、7日までやっているそうです。
まだの方、是非いらしてみてはいかがでしょうか?
2009年07月05日
「江戸しぐさ」で思いやり

6年生の太郎吉の『道徳』の授業で「江戸しぐさ」というものが取り上げられていました。
「江戸しぐさ」という言葉の中には、「戦がしたくなくなるしぐさ」 「いじめをしたくなくなるしぐさ」
という意味が含まれているのだそうです。
人間関係を良好に保ち、誇りを持って生きるための様々なしぐさが「江戸しぐさ」には、あります。
そこには、相手への思いやりや感謝、労わりを含みます。
例えば・・・・
「七三歩き」
ーーー-道路の幅の3割は自分で歩き、他の7割の幅は他の人や、荷物を持った人にあけておく。
「肩引き」
ーーー-狭い道ですれ違うとき、ぶつからないようにお互いが肩を引く。
などと、相手のことを考え、何をしてもらったら嬉しいかを分かっているしぐさです。
「常に相手のことを考え、奥ゆかしく、誇りを持って生きる」という考え方は、現代に必要だと感じます。
昔の日本にあったすばらしい文化があったのですね。
我が家でも早速、、、、
「今のは、江戸しぐさだったね」とか「ほら、そこは、江戸しぐさでどう?
」などと取り入れています。
2009年07月03日
孤独感・・・厄介者・・・

●2007年 ユニセフ(国連児童基金)が、24カ国の15歳の子どもを対象に実施した意識調査があります。
①「自分が孤独である」と感じますか?
②「自分を厄介者・場違いな存在」と感じますか?
さて、日本の子どもたちはどう感じていると思われますか?
とても、心痛む悲しい結果が出ています。。。。。
+++++++++++++++++++++++++
①「自分が孤独である」と感じている子ども・・・・
1位・日本29.8%(2位を大きく引き離し、断然1位)
2位・アイスランド10.3%
最も少ない
24位・オランダ2.9%
②「自分を厄介者・場違いな存在」と感じている子ども・・・・
1位・日本18.1%
+++++++++++++++++++++++++
この結果から。。。。
【日本の子どもたちは、家庭でも社会でも「大切にされていない」ことを痛切に感じながら
育っているのではないか?】といわれています。
何故。。。。。。
家庭でも社会でも「大切にされていない」と感じるのでしょうか?
一つには。。。。
『ワーク・ライフ・バランス』の問題が挙げられるかと思います。
日本では、長時間労働のため、親が子どもと過ごす時間が困難になっています。
子育て中の親が子どもと触れ合い、子育てに専念できる「親時間」が諸外国に比べ
圧倒的に少ないのも、日本の特徴だといわれています。
親が子どもに向き合いたくても、向き合えないという実状があるのも確かなようです。
+++++++++++++++++++++++++
夏休み、時間を作って、子どもと向き合う努力をしてみるのはいかがでしょうか?
そして、子どもに聴いてみてください。
「あなたは、孤独だと感じる?」
「あなたは、自分を厄介者だと感じる?」と。。。。。
そして、帰ってきた答えが、もし『YES』なら、、、、
驚かないで、怯えないで、慌てないで、自分を責めないで、、、、下さいね。
「そう、そう感じていたのね。。。気づかないでごめんね。。。
」と子どもの気持ちを受け止め
そこから対話を始めましょう!!
決して、
「父さんも母さんも、こんなに働きたくて働いてるんじゃないんだぞ!」などと
攻撃したり、責めたりしないで下さいね。
攻撃の先にあるのは“破壊” 対話の先にあるのは“理解”です!!
開放的な関係を築き『互いの理解に近づける夏休み』にしましょうね!!
2009年07月03日
ちょっと待って!!ったら。

***********************
【「碍」常用漢字に必要?…障「害」印象悪く、賛否両論】 7月2日 読売新聞より
文化庁文化審議会の国語分科会で論議されている常用漢字の見直し案で、
「碍(がい)」の追加を求める意見や要望が目立っている。
「障害者」ではなく「障碍者」と書けるようにするためで、印象の悪い「害」は嫌われているようだ。
しかし、「害」も「碍」も、意味はほとんど同じ。
障害者団体では「『しょうがい』という言葉そのものの見直しを検討してもらいたい」と訴えている。
文化庁によると、見直し案に対し、約220件の意見が寄せられている。
このうち20件が「碍」を常用漢字に加えるよう求めていた。
「害」も「碍」も、「さまたげる」ことを意味するが、「害」は「害毒」「害悪」「公害」などの
熟語に用いられ、負のイメージが強い。
このため、山形、福島、岐阜、三重、大分、熊本県などの自治体では、担当部署名や
広報文の表記を「障がい」に切り替えている。
昨年4月から「障がい」を使う岐阜市では、「賛否両論あるが、障害という言葉を考えるきっかけ
にはなっている」と説明する。
***********************
。。。。。。という記事より。。。。
「へ~。。。“障害”って字が、やっとこさ、取り上げられるようになったか~・・・・遅っ!!」
という気持ちです。
と同時に、「何うお~っ!!!????ちょっと待った~!!
もの申させてっ!!」
ってな感じでコメントさせて頂きやすっ!!
。。。。。。そもそも、もそもそと、、、この漢字ですが。。。。
この「障害」という日本語ですが、「障碍」という字が使われていたのが当用漢字の制限から
使用できなくなった為、同じ音読みの“害”を充てたのです。
これは全く意味の異なる誤用であったといえます。
何故なら、“碍”の字は“礙”であり、
これは《大きな岩を前にして人が思案して悩んでいる様を示している》のだそうです。
つまり、《自分の意思が通らない困った状態》であり、同じく通らない妨げられている“障”と重ねて、
「障碍」 は《人が困難に直面している事を示す言葉》であったのです。
ですから、障碍には、障害物などの《邪魔》や《取り除かなくてはならない》などの意味はないのです。
しかし、“害”を誤用した事により、「障害者は差し障りのある、害のある人間」となってしまったのです。
(ちなみに、中国では、被害者・加害者はあっても他には“害”の字を人には使わないと聞きます。)
。。。。。。ってなわけで、記事の中にある
【印象の悪い「害」は嫌われているようだ。しかし、「害」も「碍」も、意味はほとんど同じ。】
ってのは、
『んだって~???記者さん!!ちっと違うんじゃな~い????
「害」は「嫌われている?」「意味は同じ?」
それこそ、あさかわ(浅川)、あかさか(赤坂)、あさはか(浅はか)ですっ!!』
と、思わず突っ込みたくなったのです!!
イヤイヤ、訂正したくなったのでっす!!
うんにゃ、反論したくなったんざんすよおっ!!
もとい。。。。。。(ちょっと興奮しちゃいました。。。
)
。。。。。。ちなみに
私が、「障碍」や「しょうがい」という表記を使わず「障害」で通しているのは
【『しょうがい』という言葉そのものの見直しを検討する必要がある】と思っているからで、
あえて「障害」を使いながら「障害」と表現することの違和感を訴え続けております。
そして、今後とも訴え続けていきますからっ!!
んねっ、記者さんっ!!
2009年07月02日
まだ低い認知度・・・

昨日は、PTA母親委員会の役員の皆さんと『特別支援教育』について学習いたしました。
皆さん積極的にディスカッションに参加してくださいました。
「流石、日頃から他の保護者を代表して、子どもたちや学校のために活動してくださっている皆様だな!」
と敬服いたすと共に感謝いたしました。
さて、、、、H19.4月より特別支援教育が学校現場でスターとしました。
この2年間で、「変化があった」「多少変化があった」と感じておられる方は、17.5%に過ぎないと
いいます。
又、昨日の講座でも「特別支援教育というのを聴いたことがありますか?」と質問させていただくと
16人中半数の方がご存知であるということでした。
まだまだ認知度も充分でないと感じるこの教育制度ですが、
学校と地域と保護者が三位一体で、取り組んでいくことで『特別支援教育』制度は推進され、生きたもの
になって行くと改めて考えました。
さて本日は、夏休み前、最後の『くさなぎ井戸端会』を開催いたします。
『環境で変わる子どもたち』をテーマに事例を通して考えて行きます。
2009年07月01日
伝わりますように!

『梅雨消えて
真夏が来るよ
あとすこし』
と詠んでくれたのは、太郎吉ザンス。
じめじめとした梅雨を乗り切り、
大好きな夏を気持ちよく迎えるど~!!
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・
・・・とその前に、、、、、
今日は、大事な講座があります。
PTA母親委員会の皆様に向けて『子育ち・親育ち 特別支援教育』の講座を開催します。
特別支援教育が導入されて2年経ちましたが、まだまだご存知のない方も多いようです。
『どの子も伸びる』のが“特別支援教育”の取りくみであると考えており
それが、教育現場で上手く推進して行くためには、保護者の協力と理解が必要なのです。
一人一人の意識が大切なのです!!
さて、ご理解、ご賛同いただけるかな????
頑張って伝わるように、努力してきま~す!!
LOCOMSのスタッフの皆さん、よろしくお願い致しま~す。